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2024/5/3更新

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コンビニ飽和と言われる今、コンビニ各社の戦略はいかに!

最終更新日:2023年11月3日

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近年のコンビニ市場はほぼ飽和状態と言われ、国内での既存店数は10年連続で前年比マイナスを記録する中、新しい出店の余地も減ってきています。またこの状況でコンビニ各社は生き残りをかけて様々な戦略を打ち出しています。ではこのコンビニ戦争とも言える舞台の裏にはどのようなデータがあるのか、探ってみたいと思います。

コンビニエンス大手の店舗数順位(括弧内売上)

1位(1位) セブンイレブン

2位(2位) ローソン

3位(3位) ファミリーマート

4位(4位) サークルKサンクス

店舗が多ければ売上げも多い、メジャー各社が順番に並んでいます。またセブンイレブンとファミリーマートについてはまだまだ増やす、と果敢な出店攻勢を睨み、ローソンについてはコンビニの新しい形を創造する意向を示しているのが特徴的です。

また最近の傾向として各社ともにコーヒーや和菓子を新しく商品展開し始めています。コーヒーは淹れたての味、そしてセルフやスタッフサービス方式があり、カフェに劣らない味をリーズナブルな価格で提供するキラー商品として、サンドイッチ、デザートといったセット販売にも効果をもたらしているようです。また和菓子は高齢化社会にマッチさせた展開としてバラエティも豊富です。

差別化の中身とは

では業態から考えてどんどん推進していける差別化についてはどうでしょう。

■セブンイレブン

宅配サービスをスタートさせ、またセブンプレミアム、プライベートブランド開発の強化やセブン銀行によるATM収入、また出店傾向として首都圏に集中している向きが強いようです。

■ローソン

リーズナブルラインアップをそろえるローソンストア100、生鮮食品も多いスーパー感覚のローソンストアプラスを展開しています。

■ファミリーマート

TSUTAYAのTポイントとのカード連携、そしてプライベートブランド比率が5割という伸びを見せています。

■サークルKサンクス

高齢者向けサービスをお店作りに取り込み、また高齢者向け限定の食事宅配サービスをスタート。店舗で買える出来立てのメニューも。

>> セブンイレブン

>> サークルKサンクス

コンビニのカフェ参入でカフェ戦争が激化

ここ近年のコンビニの一番大きな変化は、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどの大手コンビニがカフェ事業に力を入れ始めたことにより、カフェ戦争が激化したことです。
各社でカフェ戦略が異なり、コーヒーの味わいやメニューも違っています。

■セブンイレブン(セブンカフェ)
セブンイレブンはセブンカフェという名称を用い、コーヒーやドーナツを販売しています。
年間4.5億杯ものコーヒーが飲まれており、コンビニカフェで一歩先んじていると言えます。

実はセブンイレブンはこれまで4度コーヒー販売を展開し、いずれも失敗に終わっています。
2011年に5度目の展開に挑むにあたり、これまでの失敗の経験を活かして開発に2年以上の期間をかけ、コーヒー豆とコーヒーマシンにこだわり、コンビニで飲める安くて美味しい本格的なコーヒーの提供を成功させました。

■ローソン(マチカフェ)
ローソンはマチカフェの名称でコーヒー、焼き菓子、サンドイッチなどを販売しています。
他社との差別化のためにローソンではコーヒーを店員が手渡しする、マグカップやタンブラーなどに女性ウケしやすいデザインを採用するといった戦略をとっています。
マチカフェは接客を重視しており、20~40代の女性をメインターゲットにしているのが特徴です。

■ファミリーマート(ファミマカフェ)
ファミリーマートのカフェコーナーはファミマカフェという名称を用いています。
ドイツ製のエスプレッソ抽出式コーヒーマシーンを使用しており、香りとコクのあるコーヒーで他社との差別化を図っています。
ブレンドコーヒー、カフェラテなどの通常のコーヒーメニューだけでなく、フラッペも販売している点もファミマカフェの特徴です。

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