田原先生
今回は、融資が確定した後の流れをご説明させて頂きます！

太郎さん
融資が確定したらすぐに入金されるわけではないんですね。

田原先生
融資が確定するまでは、融資の申込書を提出しているのですが、融資の契約書は作成していないので、融資確定後に借入の契約書を作成しなければなりません。
この契約書を作成することで、お金が入金されます。
流れを詳しくご説明すると、

融資確定後、必要資料が太郎さんに郵送で送られてきます。
記載するものが複数同封されておりますので、すべてを作成し、公庫へ返送することで、資料が公庫に到着後、3営業日後に入金されます。

太郎さん
融資が確定してから少し時間がかかってしまうんですね！

田原先生
そうなんです。
融資確定後、大体１週間後に入金だと考えておくとよいと思います。
資料作成し、その資料に不備があると、再提出しなければならないので更に時間がかかってしまうので、不備がないように気をつけましょう。

太郎さん
この資料は作成が難しいのですか？

田原先生
全く難しくないです。
資料を読みながら慎重に作成していけばすぐできます。
借入の契約書には、収入印紙を貼らなければならないのですが、収入印紙は借入金額によって異なりますので、注意してください。
https://www.nta.go.jp/taxanswer/inshi/7140.htm
国税庁のサイトを参考にしてください。
200円の収入印紙1枚と、もう一枚は下記を参考にして頂きたいのですが借入金額によって異なります。
【借入金額による収入印紙の金額】
1万円未満 非課税
10万円以下 200円
10万円を超え50万円以下 400円
50万円を超え100万円以下 1千円
100万円を超え500万円以下 2千円
500万円を超え1千万円以下 1万円
1千万円を超え5千万円以下 2万円
5千万円を超え1億円以下 6万円
1億円を超え5億円以下 10万円
5億円を超え10億円以下 20万円
10億円を超え50億円以下 40万円
50億円を超えるもの 60万円

太郎さん
収入印紙は、前もって購入しないほうが良さそうですね！

田原先生
その通りです。
「借入額が確定してから」購入してください。
また、提出する書類の一つに口座振替依頼書が入っております。公庫でお金を借りた場合、指定の金融機関に入金され、その金融機関から借入金の返済が行われます。
そのため、指定する金融機関に押印してもらう必要があるのです。
例えば、指定銀行をみずほ銀行にする方は、お近くのみずほ銀行の支店窓口に行けば押印してもらえます！

太郎さん
私は、神田支店のみずほ銀行の通帳を持っているのですが、神田支店以外の支店でもハンコを押して貰えるのですが？

田原先生
どこの支店でも大丈夫ですよ！
これで、融資確定後に必要なことは終了です。
とにかく、不備なく出すことが大事ですので、慎重に資料作成しましょうね！