お役立ち情報コラム | フランチャイズの窓口(FC募集で独立開業)

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2024/5/17更新

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売り場の責任を任せられるスタッフとセブンオーナーの距離感

最終更新日:2023年11月3日

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コンビニエンスストアは、基本的に24時間365日営業であるため、同規模の一般的な小売店よりも多くの従業員を必要とします。さらに、オーナーや店長が不在の時間帯も出てきます。そのため、大勢のスタッフを教育し、現場を任せられるだけの人材を育成することが、セブンオーナーの大切な仕事のひとつとなります。
スムーズに業務を教えていくには、スタッフとの関係を良好に保つ必要があります。良好な関係とは、ただ近ければ良いというものではありません。コンビニ全体を見回して、従業員全体の雰囲気のなかで、個々のスタッフとの適切な距離を見極めるバランス感覚も必要となってきます。ここでは、オーナーとスタッフとの適切な関わり方について説明します。

1.スタッフに任せる現場

セブンイレブン1店舗あたりの従業員数は、平均すると20人ほどになります。これは、小規模小売店としては大きな数といえるでしょう。コンビニは24時間営業ですから、お店を滞りなく回していくには、それなりの人数をそろえる必要があるのです。
さらに、セブンオーナー自身が24時間店舗に詰めているわけにもいきませんので、スタッフに営業をすっかり任せる時間帯も生じてきます。すなわちコンビニは、オーナーひとりで運営することが開店当初から不可能な業態なのです。
独立開業したての頃は、もちろん経営もまだ安定せず、期待と同時にうまくいくのか不安な日々が続くものと思います。そのようななかで、初めからスタッフに営業の一部を託さなければならないというのは、抵抗があるかも知れません。
しかし、業績が伸びれば伸びるほど、スタッフに頼らなければならない場面は増えていきます。さらに、将来的に多店舗展開を考えているセブンオーナーなら、店長候補を育てる必要もあります。
オーナー自身も、それぞれのスタッフの長所短所を見極め、どのような業務を中心に任せるべきか日々考えていなければ、コンビニ経営の成功は遠のいて行ってしまいます。コンビニのスタッフは雇う時点で、「いずれ現場を任せる」ことを前提として選ばなければなりません。そうした人物眼を磨くことも、セブンオーナーに求められる重要な資質であるといえるのです。

2.スタッフの育て方

セブンオーナーの大事な仕事のひとつに、朝と夕方のミーティングがあります。一日の業務内容の確認や、セブン本部およびOFC(店舗経営相談員)からの指示・情報の共有、そして店舗の状態の把握などが主な内容です。
しかし、実際にミーティングをどのように進めるかは、お店ごとに多種多様です。声出しを重視する店舗もあれば、若いスタッフの指導に時間を割くところもあります。逆に、スタッフからの意見や質問などの発言を積極的に求めるようなセブンオーナーも多く、従業員とオーナーの間の信頼形成についても重要な役割を果たしています。
良いスタッフを育てるには、セブンオーナー自身が常に現場感覚を忘れないことも大切です。とくに、オーナー不在の時間帯を任せるスタッフには、店頭業務のほか接客や運営業務も早い段階で教え込まなければなりません。安心して任せられる段階になるまでは、オーナーが積極的にスタッフと並んで業務を行い、育てていく必要があります。

3.オーナーの目線

勤務時間帯が広範にわたるコンビニでは、スタッフの年齢層や働く目的も多岐に及びます。さまざまな年代の、さまざまな生活環境にあるスタッフを束ねていくには、オーナーと各従業員の間の距離感を適切に保つことがとても大事です。学生に対しては人生の先輩として親身に接したり、主婦層に対しては家庭の相談をこちらから持ちかけてみたりと、コミュニケーションをしっかりと持つようにしましょう。
ただし、たとえアットホームな職場環境を目指すとしても、オーナーと従業員という立場を崩してはいけません。コンビニは数十人のスタッフを抱える大所帯ですから、特定の従業員との関係がほころぶと、組織そのものに影響を与えかねません。全体的にまんべんなく、近すぎず遠すぎずの距離を測って行く、いわば「オーナーとしての目線」を常にキープしていないと、円滑なコンビニ経営が難しくなる可能性があります。
経営に行き詰まってしまうコンビニには、オーナーを頂点に閉鎖的で固定的な環境が出来上がってしまっている例が多く見受けられます。組織の外側から客観的に観察する目がないと、オーナーとしての適切な視点を見失ってしまいがちになるのです。そうならないように、セブンでは店舗経営相談員がそれぞれの店舗を常時巡回してアドバイスや情報提供を行っています。店舗経営相談員を積極的に活用して、「オーナーの目線」を維持するように努めていきましょう。

上下関係の問題は、実際のところどの業種にもつきものです。ただ、コンビニは1店舗あたりの従業員数が多いうえ、オーナーや店長が不在の時間帯があることから、とくに不満が蓄積したり、トラブルがこじれてしまったりする危険性に注意を払わなければなりません。
オーナーとして全体を網羅的に見る目線をもち、それぞれのスタッフとの距離を適切に保つよう意識していくことが、セブンオーナーに求められる姿勢といえるでしょう。

 
 
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