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賢く土地活用!コインランドリーの開業資金はいくら必要?

最終更新日:2023年11月10日

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街中でよく見かけるコインランドリーですが、出店数は増加の一途をたどっています。コインランドリーを開業するには、必要な資金やニーズをよく押さえておく必要があるのです。また、開業することのメリットとデメリットについても触れていきます。コインランドリーを経営するときのポイントについて、網羅的に見ていきましょう。

コインランドリーのニーズは右肩上がり

コインランドリーを開業するにあたって、まずニーズをしっかりと把握しておきましょう。厚生労働省が行った「コインオペレーションクリーニング営業施設に関する調査」では、2011年の店舗数が1万5,985店であるのに対して、2013年には1万6,693店となっています。その一方で、大手コンビニチェーンは大手コンビニの2015年店舗数が1万8,572店、2016年店舗数が1万9,422店と発表されており、伸び率が鈍くなってきているのです。出店数が増加傾向にあるということは、それだけ高いニーズが続いているということでしょう。
コインランドリーの店舗が増加しているのは、生活意識の変化やライフスタイルの変化によって、利用者のニーズが高まっているからです。共働き世帯が増えているため、家事を効率化したいといった時短志向も強くなっています。また、花粉対策やダニ対策など衛生面での清潔志向も膨らんでいるのです。雨天時にも洗濯をしたい、布団などの大物衣料を洗いたいといった従来のニーズに加えて、健康面を意識する人々のニーズが高まっています。明るく開放的な店内や駐車場の完備といった気軽に利用しやすい面も、ニーズの拡大につながっているのでしょう。

コインランドリーの開業に必要な資金

コインランドリーを開業するために必要な資金は、店舗として使える建物があるのかどうかによって変わってきます。新たに建設する場合には、店舗の建設費として約500万円~1000万円程度が必要です。洗濯機を3台~4台と乾燥機を7台~8台置くと、その費用として約500万円~800万円ほどかかります。さらに、内装費や給排水工事、電気工事や駐車場の整備といった費用が約200万円~300万円必要となるでしょう。したがって、コインランドリーを開くためには約1,200万円~2,100万円程度の資金を用意する必要があります。
開業時に注意しておきたい点は、洗濯機などの機械の導入台数をしっかりと決めておくことです。必要以上に機械の導入台数を増やしてしまうと、売上は高くなっても機械代の返済や維持費がかさんで収益を圧迫してしまいます。逆に、機械の台数が少ないと利用者からの印象が悪くなってしまうので注意が必要です。後から増設工事を行うと、その分の費用も発生してしまいます。事業計画書を作成するときには、地域のニーズをよくリサーチしておきましょう。
初期投資にそれなりの費用がかかるため、開業のための資金を銀行から借り入れるケースもあるでしょう。審査がなかなか通らないときは、コインランドリーを開業しようとしている土地のニーズが低いと判断されている可能性があります。開業してしまえば、あとから場所を変更するのはむずかしいものです。コインランドリーの経営を成功させるには、立地条件も大切な要素なので、十分に検討しておきましょう。一般的にコインランドリーの経営は、アパート経営や駐車場経営よりも綿密な市場調査が必要だといわれています。
コインランドリーの経営に適している土地は、人口密集地や近隣に大学がある場所だと言えます。また、コンビニや書店など近くに時間を潰せる施設があるといいでしょう。洗濯が終わるまでずっと待っている人は少ないため、利用者の視点からすれば洗濯のついでに買い物ができるような場所のニーズが高いと言えます。布団やカーペットなどの大物衣料を洗濯するためにコインランドリーを利用する人も多いため、駐車場を整備できるスペースがあるといいでしょう。

ランニングコストについても考えておこう

コインランドリーを安定的に経営していくためには、月々のランニングコストについても押さえておく必要があります。経費として必要になるのが、水道光熱費や洗剤などの消耗品費、人件費などです。また、機械のリース代や防犯警備のための費用も必要となります。フランチャイズに加盟して経営している場合には、ロイヤリティや機械の故障などに備えたコールセンターの費用もかかるでしょう。さらに、固定資産税や各種保険の費用を含めると、売上に対して毎月25%程度のランニングコストがかかると言われています。
コインランドリーの顧客平均単価は600円程度です。利用者数や営業時間にもよりますが、売上の全国平均は月80万円~120万円となっています。初期投資の回収にはおおむね10年程度を見込んでおくといいでしょう。洗濯機や乾燥機は丈夫なものを選んでおけば、20年程度は持ちます。10年単位で機械を入れ替えてリニューアルオープンするのもいいですし、2店舗目の出店を検討できる可能性もあるのです。また、税金の面から見るとコインランドリーの経営は節税効果が高いと言われています。そのため、有効な土地活用の手段としてコインランドリーの出店が増加しているのです。
コインランドリーを経営して、しっかりと売上や利益を出していくためには利用者のニーズをうまく汲み取っていく必要があります。すでに自宅に洗濯機を所持している主婦層をターゲットとするなら、ハイスペックな洗濯機をそろえることが肝心です。布団が丸ごと洗える大型の洗濯機や泥汚れに強い高機能洗濯機、靴やぬいぐるみを洗える専用洗濯機などを備えておくと人気が高まるでしょう。どこにでもありそうなコインランドリーではなく、店舗の特徴をうまく引き出していくことが大切です。
また、利用者に安心して利用してもらうためには「におい対策」と「トラブル対策」を重視しておきましょう。洗濯機に残ったにおいが洗濯物に移ってしまうと、クレームの対象となりやすいのです。こまめな点検を行って、利用者の満足度を高めてみましょう。また、コインランドリーは深夜のトラブルが多いビジネスでもあります。不審者情報が寄せられたり、ネジなどがポケットに入ったまま作業着を洗濯して機械が故障してしまったりといったトラブルです。トラブルにきちんと対応していくことで、店舗の信頼度を高めてみましょう。そうした積み重ねが、売上の向上につながっていくはずです。

コインランドリーを開業するメリット

コインランドリーを開業するメリットはたくさんあります。まず、「洗濯」という衣食住に関わる部分でのビジネスであるため、景気動向に左右されにくいといった点があげられます。最初に顧客を獲得できればリピート率も高いため、安定した収入を見込むことができるでしょう。そして、何か物を仕入れて販売するといったビジネスではないため、利益率が高い面もメリットです。洗濯機や乾燥機を動かすための水と電気、あとは洗剤代といった低いコストでビジネスが成り立つ点が魅力だと言えるでしょう。在庫ロスがないため、原価の管理がしやすい点も特徴です。
コインランドリー経営の良いところは、セルフサービスである点です。顧客が自分で利用するビジネスモデルであるため、経営に関するノウハウがほとんど必要ではありません。特殊なスキルを必要としない点で、手軽に始められるビジネスなのです。店舗の巡回や清掃などの業務も人を雇って任せてしまえば、オーナー自らが対応しなければならない場面もほとんどないでしょう。
また、地形が変形している土地や狭い土地でも開業できるのもメリットだと言えます。ほかのビジネスでは不向きな土地であっても、コインランドリーであれば経営が成り立つといった可能性があるのです。昼夜を問わずに洗濯できる場所があるということは、多様な働き方で成り立っている現代社会にとって欠かせないものだと言えます。地域社会にも貢献できるビジネスとして注目されているのです。
コインランドリーを経営する魅力は、毎日着実な現金収入があるという点です。売掛金が回収できないといった経営上のリスクもなく、キャッシュフローが把握しやすいというメリットがあります。顧客単価は低いビジネスではあるため、ほかの商売と比べると売上自体は見劣りしてしまう部分もあるかもしれません。しかし、粗利益率が70%以上を見込めるビジネスというものもなかなか無いものです。利益をストックしていけば、多店舗展開も見込めるビジネスであるため、長く続けられるといった特徴があるでしょう。長期的に見れば十分なリターンが見込めるので、遊休資産として所有している土地があれば、具体的な活用方法として検討する価値があります。

コインランドリーを開業するデメリット

何かと魅力の多いコインランドリーの経営ですが、少なからずデメリットもあるのでおさえておきましょう。まず、コインランドリーの経営は洗濯機と乾燥機の稼働が重要な部分ですが、機械であるため故障はつきものです。両替機のトラブルもあるため、修理の対応に追われてしまうこともあるでしょう。場合によっては、機械そのものの買い替えも必要となるので、その点を踏まえておく必要があります。また、コインランドリーの洗濯機や乾燥機は家庭用のものとは異なるため、設置に気を配ることも大切です。いったん設置してしまうと移動が困難となってしまうので、開業前にきちんと計画を立てておきましょう。
そして、コインランドリーだけの話ではないものの、新規参入がとても多い業界だということです。特殊な経営ノウハウがいらないため、競合店が乱立してしまう可能性も出てくるでしょう。近隣にコインランドリーができてしまうと、利用客が分散してしまうおそれがあります。顧客単価が数百円のビジネスだと、利用者が気軽に利用店を変えてしまうデメリットがあるのです。売上がなかなかあがらない状態に陥ってしまうと、撤退しないといけなくなってしまうため、開業前の市場調査はしっかりと行っておきましょう。
また、開業まもなくは好調だったものの、急に利用者が減ってしまうこともあります。競合店が開業してくることを除けば、理由としては防犯・衛生面の問題があげられます。特に女性の利用者が多い地域だと、一度不快に感じた店舗は二度と利用してくれないと考えたほうがいいでしょう。ホームレスなどの不審者が店内で寝ていたり、洗濯機の汚れが洗濯物に移ってしまったりするとクレームの原因になります。巡回や清掃を怠らないようにすることが、コインランドリーの経営では何よりも大切です。
コインランドリーは無人の店舗であるため、両替機を狙った犯罪に遭ってしまう可能性もあります。被害額は盗難保険で対処できるとしても、セキュリティに問題のある店舗にはなかなか利用者も寄りつかないものでしょう。防犯カメラを設置したり、警備員を巡回させたりする対策が求められます。また、フランチャイズに加盟して開業する場合には、店舗の独自性が打ち出しにくいため差別化しづらいといったデメリットもあるでしょう。魅力的な店舗作りにこだわるなら、独自で経営していくことも視野に入れておく必要があります。

土地活用に最適なコインランドリーの経営

コインランドリーは、ほかの商売では向かない土地であっても、開業できる可能性があるので有効な土地活用につながります。フランチャイズに加盟するなら、オーナー自身が直接業務をしなければならない場面もほとんどありません。セルフサービスをメインとした事業であるため、特殊な経営スキルは必要なく、税務署に開業届を出して店舗を構えればスタートできます。独自で経営を行う場合には、まずは綿密な市場調査を行って、どこに出店するのかを考えましょう。機材のリース会社の協力も仰ぎながら、魅力のある店舗作りが大切になります。
初期投資はそれなりの費用が必要となるものの、コインランドリーの経営は景気に左右されにくい、手堅いビジネスです。リピーターをうまく定着させていけば、安定的な経営を見込めるのが魅力だと言えるでしょう。ビジネスを成功させるためには「清潔感のある店内」を維持することが大切です。洗濯をする場所ですから、店内の清掃が行き届いていないと、どうしても利用者のイメージは悪くなってしまいます。店舗の維持のために必要な清掃員や警備員を雇うなどして、必要な部分にはコストをかけることが大切です。資金計画と毎月の維持費を考慮したうえで、利用者が何度も利用したくなるような魅力的な店舗を作ってみましょう。

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