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2024/4/28更新

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ケーキ屋さんを開業!お店のコンセプトを考える

最終更新日:2023年11月10日

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飲食店の開業を考えている人で、ケーキ屋に興味がある人は多いでしょう。ケーキ屋は女性を中心に安定した需要があり、上手く行けば大きな売上も獲得できます。しかし、同業種のライバル店も多いので、開業にあたってはしっかりとした計画性を持ちましょう。この記事では、ケーキ屋を開業するときのプロセスについて解説します。

ケーキ屋さんを開業する!お店のコンセプトを決めよう

ケーキ屋は人気業種だけに店舗数が多く、生き残っていくだけでも大変です。そこで、開業準備を始めるにあたり「コンセプトの決定」から着手しましょう。コンセプトとは「どのようなターゲットに」「どんなケーキを提供するのか」という販売戦略の根幹をなすテーマです。ケーキ屋のメインターゲットは女性ですが、男性でもスイーツが好きな人はたくさんいます。また、同性と一緒に訪れたい女子もいれば、カップルでケーキを食べたい女子もいるでしょう。ファミリー層からもケーキ屋は注目されています。ターゲット層を絞るだけでも細かいリサーチが必要とされます。
もちろん、究極的には「老若男女すべてに愛される店」になるのが理想です。しかし、そこまでの訴求力を持つには、幅広い知名度を獲得しなければいけません。そのためには、尋常でない営業努力が必要とされます。よほど資金力に余裕があったり、大手のフランチャイズとして開業したりするならともかく、新店舗がいきなり「誰からも」愛されるようになるのは困難でしょう。明確なコンセプトで特定のターゲットに訴求し、とりあえずのリピーター客を掴む方が現実的な戦略です。コンセプトが曖昧だとライバル店の影に隠れがちになるので、店の特徴が伝わるようなコンセプトを考えましょう。
ちなみに、コンセプトは「奇抜であればいい」というものでもありません。確かに個性的なコンセプトは人目を引きますが、集客に結びつくかは怪しいところです。ケーキ屋には「クリスマス」「誕生日」といった、安定した需要があります。こうした定番に応えていくことで、新店舗の売上は軌道に乗っていくでしょう。奇抜すぎるコンセプトだと、クリスマスケーキや誕生日ケーキに向かず、他店との商戦に出遅れてしまいます。コンセプトは「シンプルであること」を意識して考えてみましょう。

ケーキ屋さんを開業するための資金

コンセプトが定まってきたら、ケーキ屋を開業するために必要な資金の算出に入ります。ただし、「資金は多ければ多いほどいい」ものではありません。無駄な初期投資を行ってもすぐには回収できず、開業後に赤字を出す原因となります。コンセプトに基づき、店舗にとって不可欠なポイントに的確な資金を投資するように心がけましょう。まず、ターゲット顧客を思い浮かべながら店の内装、外装を具体的に描いていきます。ターゲットの「年齢層」「ライフスタイル」「考え方」「購買行動」などを分析すると、ターゲットにとって魅力的な店舗がどんなものか、定まってくるでしょう。「店舗をこうしたい」と考える行為を「ビジョンを描く」といいます。
ビジョンが描き終わったら、ターゲットが満足する店を詳しく想像できるようになっているでしょう。そこで、今度はビジョンに合うような店舗のモチーフを決めます。たとえば、「ファミリー層に来てほしい」というビジョンを抱いているなら「大人にも子供にも愛されるモチーフ」があると、集客に役立ちます。かわいい動物を内装に用いたり、自然をモチーフにした飾りつけをしたりすると、ビジョンに近づけられるでしょう。
ここまで来ると、後は物件や業者を探し、現実的な費用をはじきだせます。店舗資金として「物件の確保」が最優先事項です。賃貸にするのか買い取りにするのか、資金の余裕も含めて決めましょう。おすすめなのは、すでに設備が整った居抜き物件での開業です。そして、物件の状況を見極めて改装や装飾にかかる費用を計算します。ネオンを使った看板などは派手で目立ちますが、その分だけ光熱費がかかることも忘れずにおきましょう。それから、設備や機材費、原材料費、人件費、宣伝費などを割り出していき、資金計画が完成します。

資金融資の方法について知ろう

ケーキ屋の開業資金として、目安は以下の通りです。初期費用が100万円~300万円、店舗の外装・内装費200~400万、厨房の設備費など100万円~200万円、その他備品100万円~200万円ほどです。加えて、開業経費50万円~70万円、初期仕入れ費用10万円~50万円、リサーチなどの費用10万円~30万円で、計570万円~1,250万円になります。開業にあたり、これだけの額を自力で貯めるのは非常に困難でしょう。そこで、経営者は日本政策金融公庫に「融資」をお願いし、大部分の資金を調達するのが一般的です。ただし、返済期間は15年~20年以内と定められているので注意しましょう。しかも、20年はあくまで最長期間であり、誰もが適用されるわけではありません。
日本政策金融公庫に融資をお願いするとき、まずは相談に出向いたあとで申請書類を提出します。それから開業予定地域の生活衛生営業指導センターから推薦書をもらい、再び日本政策金融公庫側と融資の交渉に入ります。融資を申し込んで面談を受け、融資額が決定するまでには1カ月以上はかかると心積もりをしておきましょう。ちなみに、希望通りの融資額をもらえるとは限りませんし、融資そのものが却下されるおそれもあります。融資してもらうには、正式な手続きを守って事業の計画性をアピールしなければいけません。
そのためにも重要なのが「創業計画書」と「資金の見積書」です。創業計画書では店舗のコンセプトから、売上の見込み、融資額の返済計画を伝えます。数字には必ず根拠が必要であり、担当者から深く追求されることも少なくありません。また、資金の内訳も担当者から細かくチェックされます。日本政策金融公庫の担当者は、事業計画についてのプロフェッショナルであり、ささいな綻びも見逃しません。計画書や見積書は内容を何度も推敲し、説得力を持たせるようにしましょう。また、基本的なマナーながら、融資相談に赴く際の服装、身だしなみ、言葉づかいなども審査基準に含まれています。社会人として良識を保った態度で担当者とはやりとりしましょう。

商品づくりを進めよう

ケーキ屋の成功には「商品づくり」が大きな鍵を握っています。ショートケーキやモンブランといった王道はおさえつつ、自店のオリジナルメニューを開発し話題性を高める必要があります。新商品を考案したり、ランナップを選定したりする時間はしっかりと確保しておきたいところです。
商品づくりではまず「トレンド」と「サイクル」を意識しましょう。ケーキ業界では人気メニューの「トレンド」があり、的確につかんでおかなくては流行から取り残されてしまいます。一方で、トレンドに振り回されすぎると店舗のコンセプトがぼやけるので、バランスが大切です。また、トレンドの周期は短いため、トレンドに対応する準備を整えるあいだにも、人々の関心は移り変わっていくのです。トレンドには迅速に対応できるだけの柔軟性が、ケーキ屋の経営者には求められています。SNSなどで常に情報の網を張り「人々が何に注目しているか」は意識しておきましょう。
看板メニューを作りたいなら「消費者と直接コミュニケーションを取る」のも効果的な方法です。試食会などを積極的に開催し、消費者の生の意見を聞くようにしましょう。このとき「どう思いましたか?」など、漠然とした質問をしてしまうと返ってくる答えもまた漠然としてしまいがちです。「甘さ」「感触」「具材」などの項目をアンケート用紙に設け、それぞれに点数をつけてもらうなど、詳しいデータが得られるような工夫を施しておくのが賢明です。消費者に人気のポイントがわかってきたら、それらを商品に取り入れていきます。ただし、いくら消費者に人気でも、原価が高くなりすぎたり、材料の入手が困難だったりすると看板メニューにするのは困難です。現場の手間隙なども考慮しながら、末長く愛されるケーキを生み出しましょう。

人材を確保!教育も大切

開店当初の店舗は知名度も無いので、優秀な人材がスタッフに応募してきてくれる可能性が高くありません。また、以前と比べても飲食店を含めたサービス業の人材獲得はむずかしくなっている傾向が目立ちます。業界に興味がある人たちからも、労働環境を見る目が厳しくなっているので、少しでも労働条件に疑問点があれば応募を躊躇しがちです。そのため、早めに人材を確保したうえで、店舗側が人材教育を行う意識が大切です。すでに完成された人材を雇うのではなく、未経験なスタッフでも経営者が一人前になれるよう導きましょう。
スタッフ教育で重要なのは「コンセプトの共有」です。スタッフのなかには、専門学校を出たり、アルバイト経験があったりして、ある程度は現場を把握している人もいるでしょう。しかし、店舗が変われば働き方が変わるのは当然であり、スタッフには「この店のルール」に慣れてもらう必要があります。接客方法にせよ、単に丁寧であればいいわけではなく「親しみを抱いてもらえるように」「高級感を与えるように」と、店ごとの注意点を伝えていきます。調理スタッフに対しては「店の味」を細かく教え、再現できるまで練習に付き合うくらいの覚悟を持ちましょう。そして、スタッフが慣れてくれるまで辛抱強く指導し続けます。
経営者によっては「すべての仕事を自分でやったほうが早い」と思ってしまいます。しかし、何もかも経営者が自分でしかできないと思っていると、いつまで経ってもスタッフの成長は不可能です。スタッフは指示待ちになり、受け身の仕事しかできなくなるでしょう。経営者はスタッフがミスをしても「自分がカバーする」度量の大きさを持ちたいところです。そうしているうちにスタッフにも積極性が生まれ、できなかったことを学ぼうとする向上心が育ちます。最終的にスタッフが活き活きと働ける環境が整ったら、お客にも雰囲気の良さが伝わって経営の成功にもつながるでしょう。

ケーキ屋さんの経営を成功させたい!フランチャイズを検討しよう

ケーキ屋を一から始めることに不安がある人はフランチャイズ開業がおすすめです。フランチャイズとは大手グループの傘下に入り、店舗を持つ方法です。フランチャイズのメリットとしては「有名店の看板を掲げられるので集客しやすい」点が挙げられます。開業後、多くの経営者が直面するのが「宣伝のむずかしさ」です。すでに有力なライバル店が並んでいる業界で、他店のリピーターを呼び寄せるのは並大抵の営業努力では実現できません。しかし、フランチャイズ店では宣伝から親グループが請け負ってくれるので、スタートダッシュで売上を伸ばすことも夢ではありません。
「廃業のリスクが回避できる」のもメリットでしょう。個人経営の店舗は経営が傾いたとき、立て直す方法が「売上を回復させる」以外にありません。経営状況が悪いと金融機関も融資してくれなくなるので、開店してすぐ廃業する店舗も珍しくないのです。しかし、フランチャイズ店なら一時的に経営難へと陥っても親グループからのサポートを受けられます。資金面の援助はもちろん、経営についてもアドバイスをくれるので再浮上のチャンスが生まれます。日々の心配事が減るという意味で、フランチャイズ開業だと平和に働けるでしょう。
そのほか、フランチャイズでは、場合によって初期費用を抑えられる可能性があります。親グループが店舗や設備を用意してくれる計画だと、経営者の自己資金は大幅に減ります。融資のお願いに走り回ったり、貯金をするために苦労して働いたりすることもなく、スムーズに開業できるのです。そのかわり、グループの一部として働いていくための研修費などは発生しますが、それでもすべての開業資金を自力でまかなうよりは安く済むでしょう。自己資金だけだと心もとない経営者はフランチャイズ開業を真剣に考えてみるのが得策です。

憧れの街のケーキ屋さん!経営を成功させるポイントとは

ケーキ屋として成功すると、街の人々から長期にわたって愛される存在になれます。ケーキはイベントの記念に買われることも多いので、人々の幸せに貢献できる仕事だと言えるでしょう。一方で、ケーキ屋を経営していくには現実的な問題もたくさんあります。コンセプト決定から資金調達、スタッフの教育に商品開発など、初めて店舗を持つ人にとっては大きな挑戦となるでしょう。リスクを少しでも小さくし、健全にケーキ屋を続けていくならフランチャイズという選択肢もあります。フランチャイズなら大手のサポートを受けつつ、スムーズに開業できるメリットにも恵まれます。できるだけ早く自分のケーキ屋を持ちたい人は、フランチャイズ開業を検討してみましょう。

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