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2024/5/17更新

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保育園の経営に必要な資格はある?開業までの流れや魅力について

最終更新日:2023年11月10日

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子どもが好きな方の中には、保育園の経営が夢という方もいるのではないでしょうか。需要が上がってきている保育園ですが、開業までの流れや必要な資金などがわからずお困りの方もいるのではないでしょうか。

この記事では保育園開業にあたっての資金や方法などについてご紹介していきます。

保育園の需要は高まっている

保育園経営を考えた際の不安点として、「最近は少子化といわれているけど大丈夫?」という疑問があるかと思います。しかし、実態は真逆で、近年保育園や保育士の需要は非常に高まってきています。

その理由として大きい問題が「待機児童問題」です。待機児童とは、保育園や幼稚園などの保育所に入園できる状態にあるにもかかわらず、さまざまな事情で入所できない児童のことです。保育所そのものの数は増えてきていますが、まだまだ待機児童は多いのが現状です。

待機児童増加の原因としては、核家族化や女性の社会進出によって保育所の需要が増加し、数が足りなくなっているという点がよくあげられています。

また最近では特定の曜日や時間帯だけ子どもをあずけたいという要望も増えてきており、保育園にも多様性が求められてきています。

しかし、保育園では、保育士の不足も深刻な問題となっています。保育士は、低賃金や労働環境などの理由で退職してしまうケースが多いといわれています。保育園経営の際は、子どもはもちろん保育士のケアもしっかり行うことが大切です。

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保育園の経営に必要な資格・手続き

保育園を経営するにあたってなにか必要な資格や試験があるのではないか、と不安に思われる方も多いかとは思います。ここでは保育園経営前にやっておくことや必要な手続きなどについて解説していきます。

〇保育園経営に必要な資格はない

実は保育園経営者に必須の資格は全くなく、未経験からでも保育園は経営できます。もちろん設立条件や基準をクリアする必要があるので勉強はしなければいけませんが、基本的にはなんの経験もいらないということを覚えておきましょう。

〇保育園開設に必要な手続き

保育園を開設する際には「開業届」というものを提出しなければなりません。これは税務署や国税庁のHPからダウンロードできます。

また保育園経営者は個人事業主になるため、確定申告が必要になります。毎年2月から3月の間には「青色申告承認申請書」を使って確定申告をしましょう。白色の申請書もありますが、青色の方が節税の効果があります。

保育園を経営するにはどれくらいの資金が必要?

保育園を開業しようと思ったときは、どうしても資金を考える必要があります。保育園を開業する前に、保育園の開業・経営にどれぐらいの資金が必要なのか知っておかなければなりません。

〇保育園の開業資金

保育園を開業費用の相場は約500万円~600万円といわれています。この費用の内訳としては、不動産費用・内装工事の費用・備品代・広告費などがあげられます。

この金額はあくまで目安ですので、園児の数などの条件によって変動することがあります。また開業後には人件費や建物の維持費など追加で費用がかかってくることもあります。

保育園事業は他の経営事業やビジネスに比べて安く、はじめることができます。費用を確認し、興味のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

保育園を経営するにはどれくらいの資金が必要?

保育園開業までの基本的な流れ

保育園の開業前にはさまざまな準備や流れがあります。手続きや雇用など大体の流れを知っておくことで開業までがスムーズになるので、簡単に知っておきましょう。

①開業時期や保育の種類を決める

まずは開業時期を決めましょう。一般的には、子どもたちを4月までに保育園に慣れさせたいという需要の増える2月~3月か、夏終わりに就職する主婦の数が増える9月辺りの時期が開業に適しているといわれています。

また何歳から何歳までの子どもを預かるのか、何日まで対応するのかなど保育の種類や方針も決めておきましょう。

②物件探し

保育園を建設する土地や物件を決めましょう。大切な子どもたちを預かる場所ですので、その地域の安全性や立地などには十分な配慮をしましょう。

③手続き

開業届などの書類を提出しましょう。また「認可保育園」か「認可外保育園」の選択も必要です。認可保育園は都道府県や市町村と手続きをする一般的な保育園ですが、
認可外保育園の場合は地方自治体に届け出を出す点や年1度の立ち入り調査がある点などの違いがあります。

④内装決め

内装工事では壁の柄や備品はもちろん、場合によっては乳児室などの部屋も作らなければなりません。必要に応じて設備を決めていきましょう。

⑤保育士・施設長の雇用

保育士がいないと保育はできません。大切な子どもにかかわる仕事ですので、慎重に吟味して保育士を決めましょう。
また、経営者が未経験の場合は施設長を雇いましょう。施設長は35歳~64歳までで福祉経験2年以上、保育士資格取得後1年経過している人が対象です。

⑥宣伝

園児がいなければ保育園の経営は成り立ちません。多くの園児を迎え入れるためにもインターネットやSNSで園の宣伝をしましょう。

準備をしっかりしておくことでよりよい保育園にすることができるのではないでしょうか。

保育園開業までの基本的な流れ

保育園経営は甘くない?収入や魅力について

保育園の経営の大きな魅力は、やはり社会貢献です。子どもたちを預かり、代わりに保育をするという仕事にはとてもやりがいがあり、非常にいい社会貢献にもつながります。
またものを売る仕事ではないため、在庫を抱えるということもなく、一度入園した子どもは基本的に卒園までいてくれるため安定した収入が見込めます。

しかし、子どもを預かる仕事なので信用が何よりも大切です。不祥事などが起きると信用を取り戻すことは難しいため、事故や事件などを起こさないよう注意して経営していきましょう。

また、初めは園児が集まらないということもあるかもしれません。地道な宣伝や経営戦略で信頼を得ることが大切です。

保育園経営にはフランチャイズという手もある

保育園の経営にはフランチャイズという方法もあります。経営についてよくわからないかたは、一度フランチャイズで試してみてもいいかもしれません。しかし、フランチャイズにするメリットやデメリットはしっかり知っておくことが必要があります。

〇メリット

・立地や環境が整っている
・保育園経営のノウハウがある
・研修や人材育成の講義などがある

〇デメリット

・自分の裁量が少なく、理想の保育園が作れないかもしれない
・収入の一部をロイヤリティとして引かれてしまう。

保育園のフランチャイズにはさまざまな種類があります。いろいろなところを見比べて自分にあったフランチャイズを選びましょう。

まとめ

保育園の需要は近年高まってきています。開業に必要な資格等はありませんので、興味のある方は保育園の経営に挑戦してみてはいかがでしょうか。

子どもを預かる仕事ですので信用がとても大切です。社会に貢献する気持ちを忘れずに経営をしていってくださいね。

経営に不安があるのなら、一度フランチャイズからはじめてみるのはいかがでしょうか。詳しく内容も聞け、経営のノウハウがわかるかもしれません。

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