お役立ち情報コラム | フランチャイズの窓口(FC募集で独立開業)

お役立ち情報コラム | フランチャイズの窓口(FC募集で独立開業)

2024/5/19更新

340件掲載中

新着件数24

メニュー

お役立ち情報コラム

ボランタリーチェーンとは? フランチャイズチェーンとの違いなど

最終更新日:2023年11月10日

独立開業人気ランキング公開中!

続々独立開業中!独立開業をした方々に人気のフランチャイズ本部ベスト10を公開中。
いま注目の急成長ビジネスがひと目でわかります。

ボランタリーチェーンとは? フランチャイズチェーンとの違いなど

チェーンの事業形態について調べてみると、たびたび目にする「ボランタリーチェーン」という言葉をご存じでしょうか?「フランチャイズチェーンは聞いたことはあるけど、ボランタリーチェーンは知らない」という方は少なくないかもしれません。

今回は、ボランタリーチェーンとはいったいどんな事業形態なのかについて紹介いたします。「開業したいけどよく分からない……」という方の参考になれば幸いです。

ボランタリーチェーンとは

ボランタリーという意味は、日本語で「自発的な」という意味です。ボランタリーチェーンとはその意味の通り、それぞれ独立した立場の店舗が手を結び、1つの組織となりチェーン店として事業を展開していくことをいいます。

1店舗ごとで商品を仕入れすると、商品単価を安く仕入れることは難しいです。しかしボランタリーチェーンの場合、商品の仕入れなどを共同化することによって大口の取引ができるようになるため、商品の仕入れ単価を抑えられるというメリットがあります。

ほかにも、在庫管理や情報の共有などをおこなって店舗同士で本部を運営、事業拡大をしていくのがボランタリーチェーンです。

フランチャイズとの共通点や相違点は

一般的によく聞くことの多いフランチャイズチェーンとボランタリーチェーンとは、どのような違いや共通点があるのでしょうか。

フランチャイズとの共通点

フランチャイズチェーンとボランタリーチェーンの共通点は、「本社や本部といった事業をまとめて運営する」立場と、「店舗を営業する加盟店する立場」の2つから成立しています。

加盟店は、本部から一括して商品を仕入れて店舗を運営するため、どちらの場合も余計なことコストはかかりません。

フランチャイズとの違い

本部と店舗という2つの立場は同じですが、フランチャイズとボランタリーチェーンでは、本部の仕組みが違ってきます。ボランタリーチェーンの本部は、各加盟店同士が互いに出資しあって本部を形成しています。そのため、本部とは上下関係ではなく、みな同じ立場という関係になります。

いっぽうフランチャイズチェーンの本部は、各加盟店と契約をおこなうため本部が一括して経営しています。本部はフランチャイズ契約を結ぶことによって、どんどん事業をひろげられるのです。

フランチャイズとの共通点や相違点は

ボランタリーチェーンのメリットとは

ボランタリーチェーンに加入することで、個人経営をおこなうよりも多くのメリットを得ることができます。その反面デメリットもありますので、いくつかご紹介いたします。

・比較的自由に店舗を展開できる
本部からの規則やノルマとなどが比較的ゆるいため、同じ看板を掲げていても各店舗によって独自の商品開発や商品展開をおこなうことができるそうです。

・商品の仕入れ
ボランタリーチェーン本部がとりまとめてメーカーから仕入れるため、余計なコストがかかりません。

・POSシステムなどで情報共有
POSシステムとは、いわゆるお客様とお金のやり取りをおこなうレジのことです。ただ、自動的に計算をしてお金の出し入れをするだけではなく、商品情報を記録して売り上げデータなどの分析をおこなうことができます。

これによって、どんな商品が売れているかなど市場について詳細なデータを得られ、消費者のニーズを知ることができるでしょう。

ボランタリーチェーンのデメリット

フランチャイズチェーンの場合は、本部の経営地盤が固まっているため経営ノウハウなどは的確なアドバイスを受けることができます。

しかし、ボランタリーチェーンはそういった経営ノウハウにくわしい事業者がいなければ、最悪の場合経営がうまくいかず破たんしてしまうおそれがあります。

ボランタリーチェーンとは、フランチャイズチェーンと比較すると自由な商品展開ができる代わりに、経営するうえでややリスクがあるかもしれないことを覚えておくと良いでしょう。

フランチャイズチェーンとボランタリーチェーン、それぞれの特色を見て加入してみてはいかがでしょうか。

ボランタリーチェーンのメリットとは

ボランタリーチェーンに加入するには

最近はフランチャイズ方式が主流となっていますが、現在もボランタリーチェーンに加入することはできます。ボランタリーチェーンとは、おもに食料品や医薬化粧品、ほかにも家具・時計などの装飾品を扱う店舗が多いです。

【ボランタリーチェーンへの加入方法】

①加盟申込書の記入
まずは、加盟申込書や店舗の登記簿謄本といった必要な書類を準備しましょう。どのような書類が必要かはボランタリーチェーン本部に確認しましょう。

②ボランタリーチェーン本部の審査
ボランタリーチェーン本部が提出された書類をもとに、店舗に対して独自の調査をおこないます。その調査結果で、加入の可否が判断されます。

③ボランタリーチェーンへの加入後
ボランタリーチェーンに加入すると、まずはボランタリーチェーン本部と契約を結びます。契約内容は、チェーンへの加入以外に、商品の仕入れなど取引をおこなう契約などがあります。

契約を結んだ後に、ボランタリーチェーン本部へ入会金や出資金を支払います。その後ボランタリーチェーンの経営ノウハウの研修や、店舗の改装などを経てボランタリーチェーンの加盟店として経営が始まります。

加盟店に加入を検討される際は、事前にボランタリーチェーン本部がどのような経営方針をしているのか問い合わせたり、実際の店舗を見てみることをおすすめいたします。

ボランタリーチェーンに加入するには

まとめ

ボランタリーチェーンとは、加盟店同士が手を結んで本部を形成して経営をおこなう事業形態の一つです。

フランチャイズチェーンは本部と各加盟店がそれぞれで契約を結ぶのに対して、ボランタリーチェーンは、加盟店同士のつながりが強いというところがおもな違いです。

ボランタリーチェーンの特色やフランチャイズチェーンとの違いを知ることも、開業を検討する際に役に立つのではないでしょうか。

このページの内容がお役に立てましたら、下の星ボタンからご評価ください。

1つ星2つ星3つ星4つ星5つ星 (1 投票, 平均: 3.00 / 5)
読み込み中...