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2024/4/20更新

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美味しいのに繁盛しない飲食店には理由がある

最終更新日:2023年11月3日

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味は美味しいはずのに、なぜかお店が流行らずに頭を抱えている飲食店のオーナーは多いかと思います。
集客がうまくいっていないのは味が原因ではなく、他に必ず理由があります。
美味しいのに繁盛しないのはなぜか?
その理由を掘り下げてみたいと思います。
理由を知れば改善策を投じることができるので、まずは味がよければ集客できるという考えは一旦捨ててください。

お客さんのニーズに合っていない

味は美味しいのに流行っていない飲食店に共通しているのは、お客さんのニーズに合っていないということです。
極端な例を挙げると、男性のビジネスマンが多いエリアなのに、OL向けのおしゃれなカフェを開いてもお客さんが集まりません。

メニューも同じで、お客さんが食べたいと思うものと、お店が提供するメニューが一致していないことが集客を困難にしています。
味だけでなくボリュームも関係していて、お腹いっぱい食べたいお客さんが多いのに、ボリュームが少ないと「あの店では物足りない」ということで、客足が遠のいてしまいます。

メニューは軌道修正することはできますが、店構えや内装はそうそう簡単に変えられませんし、ましては業態を変えるとなると一からお店をやり直さなければなりません。
開業前に調査を怠ると、いくら味に自信があってもお客さんが集まらないという事態に陥ってしまいます。

飲食店にもマーケティングの考えが必要

お客さんのニーズに合わせるには、開業前にしっかり調査しておかなければなりません。
「ここは一等地だから集客に有利だ」と安易に考えていては集客に失敗してしまいます。
一等地でも集客できていないお店はたくさんありますし、一等地は地代家賃が高いので集客に失敗すると早期にお店をたたむことを余儀なくされます。

飲食店の開業で成功するにはマーケティングの考えが必要で、どういった層が多いエリアなのか、人が集まるスポットはどこか、時間帯でどれぐらい客層が変わるのかなど、実際にその場所に足を運んで観察する必要があります。
不動産屋さんに一等地だからと勧められたまま契約するのではなく、自分の目で見て確かめてから契約するようにしましょう。
開業してからでは修正ができないので、開業前に勝敗の大部分が決まるといっても過言ではありません。

お客さんは味だけでお店を選んでいない

味が良ければお客さんは来るというのは傲慢な考えであり、商売としては危険な考えです。
お客さんは味だけでお店を選ぶのではなく、お店の雰囲気、居心地のよさ、スタッフの対応、料理のボリュームなど総合的に判断して再度来店するかを決めます。
全部が100点満点でなくても構わないので、味に加えて何かお客さんを惹きつけるものが必要です。
スタッフの対応が良ければ少々味に満足できなくても好感が持たれますし、味よりもボリュームを重視するお客さんが多いならボリュームを増やすことが集客アップにつながります。

飲食店なので美味しいと感じてもらうことは集客の条件ですが、たいして美味しくなくても集客に成功しているお店もあります。
それは価格、ボリューム、お店の雰囲気など味以外の部分でお客さんにとってメリットがあるからで、集客がうまくいっていないお店との差はその部分です。

味が良ければ、と考えるのはお店側の一方的な考えで、お客さんの気持ちを無視しているといえます。
たとえば味は抜群なのにお客さんの食べ方にまで注文をつけたり、いつも仏頂面でこの味が理解できない客は来なくていい、という考えのラーメン店ってどう思いますか?
おそらく多くの方は一度行ったきり、もう一度行こうとは思わないのではないでしょうか?
それでも潰れないということは味で魅了しているといえますが、商売としては赤点です。

味だけで集客できると考えず、お客さんが何を求めているのか、お客さんの立場になって考えるとやるべきことが見えてくるはずです。
考えるだけでは現実のニーズとズレてしまうことがあるので、事前の下調べが飲食店の成功を分けると言っても過言ではありません。

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