お役立ち情報コラム | フランチャイズの窓口(FC募集で独立開業)

お役立ち情報コラム | フランチャイズの窓口(FC募集で独立開業)

2024/4/25更新

337件掲載中

新着件数27

メニュー

お役立ち情報コラム

超高齢化社会に必須となる高齢者向けビジネスの分野と事例

最終更新日:2023年11月3日

独立開業人気ランキング公開中!

続々独立開業中!独立開業をした方々に人気のフランチャイズ本部ベスト10を公開中。
いま注目の急成長ビジネスがひと目でわかります。

開業成功するには?結婚相談所の開業に失敗しないために

超高齢化社会では、高齢者向けサービスの需要がますます高まることが期待されます。高齢者向けビジネスは社会にとって必要なものなので、社会貢献にもなるといえるでしょう。

本記事では、高齢者向けビジネスの分野と事例を詳しく解説します。高齢者向けビジネスを展開しようと考えておられる方はぜひ参考にしてください。

超高齢化社会で高齢者向けビジネスの需要が拡大

総人口に対する65歳以上の人口の割合(高齢化率)が21%を超えると「超高齢社会」となります。

「平成29年版高齢社会白書」によると、日本の高齢化率は27.3%です。日本はすでに超高齢化社会に突入しており、団塊の世代が高齢化する2025年以降はさらに高齢化が進みます。

参照: 平成29年版高齢社会白書

こうした超高齢化社会の中では、高齢者向けビジネスの需要が拡大するのは必然といえるでしょう。後ほど詳しく紹介しますが、介護だけでなく、配食といった食に関するサービスの需要も高まっています。

超高齢化社会のビジネスにおいて重要なのは、高齢者は何に困っていて、何をしてほしいのかということです。高齢になると体力の問題でできないことが増えてきますので、必要とされるサービスの幅も広がります。

高齢者向けビジネスの分野

1:住宅分野

高齢者向けビジネスにおける住宅分野は、有料老人ホームや養護老人ホームなどの介護施設となります。ひとくちに介護施設といっても種類は幅広く、施設によってサービスの内容はさまざまです。

高齢者向けの住宅分野を大きく分けると「健康型」「住宅型」「介護型」の3つになります。「健康」→「住宅」→「介護」の順に要介護度が高くなると考えてください。

健康型、住宅型、介護型のいずれを選ぶかがひとつの判断基準となるわけですが、種類や規模によって投資費用も変わってきます。住宅型は利用者に介護サービスを選んでもらうので住みやすさが重視されますが、介護付有料老人ホームでは介護サービス込みで考えなければなりません。

このように介護サービスありかなしかによって対応が大きく変わってきますので、この点をまず考えておいたほうがよいでしょう。

2:趣味・娯楽分野

近年、高齢者向けの趣味や娯楽サービスが注目されています。園芸、陶芸、書道、俳句、料理といった趣味に関するサービスやカラオケなどの娯楽施設も人気です。

意外なところでは、ゲームセンターを利用する高齢者が増えているという話もあります。ゲームをすることで脳の活性化につながり、交流の場にもなっているそうです。

若い世代はスマホゲームをする人が多く、ゲームセンター離れが加速しているのも一因といえるでしょう。ゲームセンターの筐体は大きいので高齢者の方でも操作しやすいですし、パチンコに興じるよりも少ないお金で遊べるというメリットがあります。

昔よくゲームセンターで遊んだ世代が高齢者になると、また通うようになってくれるかもしれませんね。

3:飲食分野

高齢者向けの飲食分野で特に注目されているのは、配食サービスです。栄養バランスを考えて作られたお弁当を自宅に宅配してくれるということで、利用者が増加しています。

高齢になるとご飯を作るのも大変になりますし、火の消し忘れで火災が起こるリスクも高まるでしょう。IHクッキングヒーターなら消し忘れによる火災を防げますが、高齢になってから新しい機器の操作を覚えるというのは難しいものです。

そうした高齢者の食に関する不安を解消するのが配食サービスで、需要が高まっています。高齢者向けにメニューをアレンジしたお弁当を届けるのが配食サービスの肝です。宅配時に安否確認をするサービスもあります。

4:サービス分野

高齢者向けビジネスにおけるサービス分野は、家事代行が代表的です。高齢になるにつれて炊事洗濯、掃除、買い物などが難しくなってくるので、高齢化社会が進むほど家事代行の需要が高まります。

家事代行は裕福な家が利用するというイメージがあるかもしれませんが、そんなことがありません。家事代行サービスは利用しやすくなっていて、若い共働き世帯の利用者も増えています。

必要なときに必要なことをお願いできる家事代行サービスが求められるので、幅広いプランを用意して柔軟に対応できるようにするのもひとつの戦略です。家事代行は父の日や母の日のプレゼントとしても人気があるので、そういったプランも用意しておくとよいかもしれませんね。

家事代行サービス以外のビジネスでは、訪問医療マッサージが注目されています。通院するのが難しい高齢者のお宅に訪問し、医療マッサージを施すのがサービスの内容です。

訪問医療マッサージは医療サービスのひとつで、あん摩マッサージ指圧師の資格者が施術を行います。後ほど詳しく紹介しますが、あん摩マッサージ指圧師を雇えばオーナー自身は資格を持っていなくても訪問医療マッサージを開院することもできます。

高齢者向けビジネスの事例

訪問医療マッサージ「みんなの笑顔治療院」

訪問医療マッサージ「みんなの笑顔治療院」
詳細:訪問医療マッサージ「みんなの笑顔治療院」

「みんなの笑顔治療院」は、株式会社みんなの笑顔治療院が運営する訪問医療マッサージです。健康保険が適用されるので、少ない自己負担で利用してもらえます。

フランチャイズ展開していて、あん摩マッサージ指圧師を雇って自らはオーナーとして経営するなら資格は不要です。訪問型のサービスなので自宅開業もできます。自宅開業なら初期費用とランニングコストを抑えられるので、低資金での開業もできるでしょう。

2:高齢者向け配食サービス まごころ弁当 配食のふれ愛

高齢者向け配食サービス まごころ弁当 配食のふれ愛
詳細:高齢者向け配食サービス まごころ弁当 配食のふれ愛

「配食のふれ愛」「まごころ弁当」は株式会社シルバーライフが運営している配食サービスです。メニューは管理栄養士と共同開発を行っています。

フランチャイズ展開をしていて、加盟店は工場から配送される調理済みのおかずを容器に盛り付けるだけなので調理は不要です。宅配サービスなので自宅開業が可能ですし、仕入れも調理も必要ないので小スペースでも開業できます。

3:サロンオールディーズ / リハビリ型デイサービス

サロンオールディーズ
詳細:サロンオールディーズ

サロンオールディーズは、株式会社サロンオールディーズが運営しているリハビリ型デイサービスです。介護予防を目的とした機能訓練(リハビリ)に特化した半日入替タイプのデイサービスで、介護は行いません。

フランチャイズを展開していますが、加盟金やロイヤリティは0円となっています。開業費用とランニングコストを抑えて開業するなら、こうした加盟金やロイヤリティが不要の本部への加盟を検討してみてはいかがでしょう。

高齢者のニーズを把握して参入する市場を選ぼう

高齢者向けのビジネスならなんでも需要があるわけではありません。高齢者のニーズがないことにはビジネスとして成立しないので、参入する市場選びが非常に重要となります。ニーズを把握するには事前の市場調査が必要です。

また、競合の有無もビジネスに大きく影響してくるので、市場調査をしっかり行った上で参入する市場を決めましょう。参入している企業が少ないブルーオーシャンを見つけ、先行者利益を得られるのが理想的です。

おわりに

高齢者向けビジネスの分野と事例の解説は参考になりましたでしょうか?ゲームセンターを利用する高齢者が増えていることなど、意外な場所にニーズが発生する場合もあります。視野を広げて、高齢者に需要のあるビジネスを探してみてください。

このページの内容がお役に立てましたら、下の星ボタンからご評価ください。

1つ星2つ星3つ星4つ星5つ星 (まだ評価がありません)
読み込み中...