お役立ち情報コラム | フランチャイズの窓口(FC募集で独立開業)

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2024/4/28更新

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憧れのカフェ開業!必要な準備とは

最終更新日:2023年11月10日

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「自分のカフェを開業したい」という夢を持つ方は多いのではないでしょうか。こだわりのデザインの店でこだわりのコーヒーやメニューを提供すると想像しただけでもすてきですね。しかし、カフェ開業を実現するには多くの準備が必要です。さらに、カフェを人気店にして成功するためには、さまざまなポイントがあります。今回は、カフェ開業のために必要なステップと成功のための秘訣を詳しく解説します。

カフェを開業するためのプロセスとは

カフェの開業を決意したら、まずはカフェのコンセプトを決めましょう。カフェ経営において店のコンセプトづくりは非常に重要です。コンセプトを決めることで、自分のカフェの売りと方向性を明確にすることができます。「自分がカフェで実現したいこと、自分のカフェに対する考え方」などを軸にして、カフェの特徴や世界観を丹念につくりましょう。コンセプトが明確になると、方向性が定まり今後の準備も進めやすくなります。
コンセプトが決まったら、カフェ開業に必要な資金を貯めます。資金の調達方法は、自分で貯める、知人や親戚に借りる、融資を受けるなど、さまざまな手段があります。
資金を集めて開業の目途がついたら、競合となる人気のカフェを視察調査することも必要です。メニューや値段、インテリアなど、自分の店に取り入れられそうなところは参考にしましょう。
調査と並行して、カフェを開くための物件探しも始めます。基礎工事の必要性の有無、立地など、確認すべきポイントはたくさんあります。後悔しないよう、妥協せずに納得する理想の物件に出会うまで探し続けましょう。
物件を借りたら、次は内装や外装の工事です。初めに決めたカフェのコンセプトを体現する、すてきなデザインにしましょう。魅力的な内装、外装にすることで、人々の関心を引き、印象に残るカフェにできます。また、オシャレなだけではなくて「安全性」もしっかりと考慮しなければいけません。業者にデザインを頼む場合は、デザイナーの選択も重要です。予算と相談しながら、自分の想いを出来る限り形にしてくれる、相性のいいデザイナーを見極めましょう。
そしていよいよ、メニューの仕入れ先や、カフェで働く人材の選定をします。仕入れ先とは、信頼関係が大切です。仕入れ値や支払方法、仕入れ頻度など、無理のないように契約を設定しましょう。働いてもらう従業員は、実際に客にサービスを提供する店の顔となります。面接などを実施して、カフェの雰囲気やコンセプトに合う人材を選ぶことが必要になります。
開業直前には、詰めの準備に取り掛かります。開業に必須な資格や届け出の漏れがないか最終チェックしましょう。販促物の準備も大切です。業者に頼むのもいいですが、おすすめなのは手描きでチラシを作製することです。手描きチラシならば、費用を抑えられるだけでなく、お客さんに親しみを持ってもらいやすくなります。また、SNSなどを利用してこまめに情報を発信していきましょう。
ここまで準備をすれば、いよいよカフェのオープンです。

資金を貯めて開業!集める方法とは

カフェ開業のためには、店の土地を借りたり工事をしたりするための費用が開業資金としてかかります。地域によって差はありますが、開業資金の坪単価は100万円前後です。10坪のカフェなら単純計算で1,000万円ほどとなります。ちなみにカフェの広さですが、初めてカフェを開業する際はまずは10坪ほどの面積からスタートするのが賢明です。また、1坪当たりの座席は、1.5席~2席ほどにしましょう。この席数が、お客様へ十分なサービスを提供できる目安となります。従業員の数は、1人の店員が対応できる広さは5坪ほどと言われているため、10坪なら2名ほど必要となります。
ぐるなびproが2017年1月に行った開業資金アンケートによると、初期費用の平均は1,218.8万円となりました。目安としては、初期費用として1,000万円から1,500万円程度用意する必要があると言えます。
開業資金を集めるために、最もシンプルなのは自分で貯める方法です。1,000万円を貯めるのは簡単ではありませんが、自分のカフェ開業という夢をモチベーションにしてがんばりましょう。5年かけて貯める場合は一年間で200万円、10年の場合は年100万円ほど貯めれば、夢を実現させることができます。
自分の力だけではむずかしいという方は、親戚や知人に借りる方法もあります。力になりたいと思ってもらえるように、あなたのカフェ開業にかける熱い想いを語って説得しましょう。しかし、この方法では、万が一お金を返すことができなくなった場合、大切な人たちとの間に確執が生まれる危険性があります。
これらの手段が現実的でない場合は、融資を受けるという方法もあります。カフェ開業の場合には、日本政策金融公庫から融資を受けることが一般的です。新規開業資金の場合、限度額7,200万円以内(うち、運転資金は4,800万円以内)です。返済期限は、運転資金の場合7年以内(据置間2年以内)、設備資金の場合は20年以内(据置期間2年以内)となっています。利率についてですが、使用用途、融資期間、担保の有無などによって異なる利率が適用されます。詳しくは日本政策金融公庫のお近くの支店か、ホームページでご確認ください。また、新規開業資金を利用できる人で、一定の要件を満たす場合は、3,000万円以内(うち運転資金1,500万円以内)に限り、無担保、無保証人で融資が受けられる「新創業融資制度」を利用できる場合があります。また、技術やノウハウに新規性がみられ、一定の要件を満たす場合は、「挑戦支援資本強化特例制度(資本性ローン)」も利用することができます。
しかし、融資を利用する場合でも開業資金の約3分の1は自己資金で賄いましょう。自己資金が少ないと、融資の審査に通らないことも想定されます。十分な自己資金を貯めて準備をしましょう。

物件探しのポイントが知りたい

物件探しのポイントは、まず自分のお店のコンセプトから、希望の出店地域や店構えを具体的にイメージして、希望する条件をまとめましょう。そこから実際に物件探しを始めますが、自分のイメージに近い物件に出会うまでには、かなりの時間を要すると覚悟してください。1年以上探して、やっと見つかったという例も珍しくありません。カフェ開業を決意したら、できるだけ早くから物件探しに着手しましょう。
候補の物件を見つけたら、まず「基礎工事が必要かどうか」をチェックしましょう。前のテナントも飲食店で、設備がそのまま残っている物件であれば、基礎工事の必要がないため費用をかなり抑えることができます。次に「電気容量」「火力容量」も確認します。ビル全体で容量が足りない場合、増設工事が必要になることもあります。「水回り」「ダクト」などの状態をチェックすることも大切です。
また、カフェ開業初心者が気を付けたい、物件探しの際に見落としがちなポイントもあります。1つ目は「大手飲食チェーンの参入していない地域を選んだほうが無難」ということです。チェーン店は圧倒的な知名度があり、大手だからこそ実現できるコストパフォーマンスで商品を提供しています。そちらへ客を流さず、安定的な常連客を確保することは、カフェ開業初心者にはハードルが高いです。しかし、事情があって大手チェーンが参入している地域で独立開業をする場合もあるでしょう。そのようなときは、カフェオリジナルメニューを置く、徹底した世界観を作りこむなど、大手チェーンには真似できないような工夫で差別化をして集客を図りましょう。
2つ目は「地下や2階の物件は避けたほうがよい」ということです。店舗が地下や2階にあると集客がむずかしくなるためです。階段やエレベーターが共同の建物だと、さらに集客はむずかしくなります。開業初心者は、なるべく1階にこだわって物件を探しましょう。どうしても地下や2階せざるを得ない場合は、階段が共同でなく、自分の店のみ使用する設計の物件をおすすめします。デコレーションするなどして店の顔とし、集客しやすくできるためです。

開業に必要な資格と届け出

カフェ開業で必須なのが「食品衛生責任者」の資格です。この資格を取るためには、食品衛生協会の6時間ほどの講座を受講する必要があります。講習科目と時間数は、衛生法規2時間、公衆衛生学1時間、食品衛生学3時間となっています(調理師免許や栄養士、製菓衛生士の資格があれば、食品衛生管理者の講習は受講不要です)。取得するだけでは不十分で、営業開始までに保健所に届け出なければいけません。
次に、「食品営業許可申請」の届け出も必須です。これは店舗完成の10日から2週間ほど前に、保健所に届け出る必要があります。ほかには、午前0時以降も酒類を提供する場合は「深夜酒類提供飲食店営業開始届出書」を営業開始10日前までに警察署に届け出る必要があります。さらに、店舗または建物全体の収容人員が30人以上の場合は「防火管理者選任届」を営業開始までに消防署に届け出る必要があります。

カフェの開業を成功させるポイント

カフェ開業を成功させるためには、いくつかの秘訣があります。ここでは、主なポイント4つをご紹介します。
1つ目は、人気のカフェをしっかりと調べることです。自分のカフェを人気店にするにはノウハウ本などを読むだけでは不十分で、自分が実際に成功店に出向き、体感して学ぶことが大切です。話題となっているカフェや自分が気に入った店に通い、「成功の秘訣」を現場から学びとりましょう。
2つ目は、開業前に接客や経営スキルを身につけておくことです。飲食業界未経験でカフェ開業に挑戦する場合は、失敗するリスクを下げるためにも、スキルや経験不足を補う対策をしておくべきです。スキルを身につけるには、まず「実際に店舗で働く」のが手っ取り早いでしょう。給料を貰いながら実務を経験することができるというメリットがあります。働く際は、開業したいカフェのコンセプトに近い店舗を選びましょう。ひとつのお店でキッチンやホールなど業務全般を経験してみるのも良いですし、いくつかのお店を転々としてさまざまなパターンを経験するのもひとつの手です。次に「カフェ開業の専門学校で学ぶ」という方法です。経営から料理、接客に至るまでカフェを成功させるために必要な知識全般を体系的に教えてもらえるというメリットがあります。受講費用が掛かりますが、夜間コースがある学校も多く、昼間働いて資金を稼ぎながら通えます。ほかにも、専門学校よりさらに費用がかかるものの「カフェコンサルタントに個別で指導してもらう」という方法もあります。
3つ目は、店長を雇って、共同経営を検討することです。店舗経営では、オーナーと店長を同じ人物が兼任することが主流ですが、それぞれ別の人が担当するという方法もあります。店舗の運営は店長に任せて、自分はメニュー作成やプロモーションに専念するなど役割分担をすることで、効率的な経営ができます。
4つ目は、フランチャイズ経営を検討することです。カフェ開業には、個人でオープンするほかにも、フランチャイズに加盟して開業するという選択肢もあります。個人でのカフェ開業にはいくつもの準備ステップが必要なため、経営方法の検討や経営知識の習得までは気が回らない場合が多いです。また、初心者がゼロから経営ノウハウを確立するためには多大な時間がかかります。フランチャイズならば、成功実績のあるメニューや経営ノウハウなどがすべてパッケージ化されており、カフェ開業初心者でも収益を安定しやすくなっています。時間と費用を節約し、リスクを抑えてスムーズにカフェ開業することができます。

カフェの経営者に!必要なステップを知っておこう

カフェの開業には、コンセプトの作成、資金の調達、競合の調査、物件探しなど、必要な準備プロセスがたくさんあります。それぞれの過程で注意すべきポイントがあるため、確認しながら確実に進めましょう。加えて開業に必須の資格や届け出の手続きを忘れずに行う必要もあります。
また、カフェ開業を成功させるには、個人で開業するだけではなく「フランチャイズに加盟してノウハウを手に入れる」方法や「店長を雇って協力して経営する」方法などさまざまあります。いろいろな手段を検討し、自分に最適なものを選ぶことが大切です。特に、フランチャイズへの加盟は倒産リスクを軽減できるというメリットがあるため、積極的に考えたい開業方法です。
一日でも早く行動に移して「カフェ開業」という夢を実現させましょう。

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