脱サラで成功するためには戦略がある？失敗リスクが低い7個の起業方法

最終更新日：2023年11月10日

起業するために脱サラを考えておられる方は、起業が成功するかわからないという不安を抱えていることでしょう。できれば失敗するリスクが低いビジネスを選びたいですよね。

そこで本記事では、失敗リスクが低い7個の起業方法をご紹介します。低資金で起業できる方法を厳選しているので、仮にうまくいかなくても致命的なダメージは回避できるでしょう。失敗リスクを抑えて起業したい方はぜひご覧ください。

• 脱サラには収入が大幅に減るリスクが伴う
• 失敗リスクが低い起業方法
• 1：ネットショップ
• 2：アフィリエイト
• 3：自宅開業（店舗・オフィスが不要な業種）
• 4：在庫を抱えないビジネス
• 5：低資金開業が可能なフランチャイズ
• 6：スモールビジネス
• 7：副業から始める
• リスクの少ない起業方法を選ぶのもひとつの戦略
• おわりに

脱サラには収入が大幅に減るリスクが伴う

脱サラして起業するのは魅力的に感じますが、リスクも考えておかなければなりません。

会社員なら毎月安定してお給料が入ってきますし、ボーナスや有給もあります。個人事業主になると自分で稼がないと収入がありませんし、会社員時代と比べると大幅に収入が減るかもしれません。

起業してしばらく収入がなくても生活できるだけの蓄えをしておくのも大事ですが、リスクが低いビジネスを選ぶのも起業を成功させるための戦略のひとつです。なるべくリスクを抑えて起業したい方は、これから紹介するような起業方法を検討してみてください。

失敗リスクが低い起業方法

1：ネットショップ

実店舗は賃借料が大きな負担となります。賃料や売上によっては自転車操業に陥ってしまうかもしれません。

ネットショップを運営するにも費用はかかりますが、実店舗と比べると少ない費用で済むでしょう。実店舗は商圏が限られますが、ネットショップは日本中、ともすれば世界中の人がお客さんになってくれるので、アプローチできる顧客層が広いというメリットもあります。

ネットショップを立ち上げるにはWeb制作の知識が必須と考えておられる方が多いかと思いますが、そんなことはありません。あるにこしたことはないですが、最近は「STORES.jp」や「BASE」といった簡単にネットショップやECサイトを作成できるWebサービスがあるので、Web制作の知識がなくても作れます。

他にも楽天やヤフーショッピングを利用して出店するという方法もあるので、それほど難しく考えなくても大丈夫です。媒体によって手数料や使いやすさが異なるので、よく比較して選んでくださいね。

ネットショップは売るものや仕入れ量によって在庫リスクが違ってくるので、何を扱うかが重要です。リスクを下げるなら最初は小規模なショップから始めて、売上が伸びてから拡大していくのがよいでしょう。

2：アフィリエイト

アフィリエイトもネットショップと同様に低リスクで始められます。アフィリエイトには仕入れは必要ないので、ネットショップよりもリスクが低いといえるでしょう。

そもそもアフィリエイトというのは、Webサイトやブログに広告を貼り、商品購入や資料請求といった成果に応じて報酬が得られる仕組みです。広告を貼るのにお金はかかりませんし、必要なのはレンタルサーバー代くらいなので低費用で始められます。

ただ、アフィリエイトで収入を得られるようになるには時間がかかるため、途中で諦めてしまう人が多いのが現状です。検索結果の順位が上がるのにもアクセス数が増えるのにも時間がかかります。商品やサービスを売るセンスも必要ですが、地道に続けられる人でないとアフィリエイトで収入を得るのは難しいでしょう。

アフィリエイトは脱サラをしなくてもできるので、まずはお小遣い程度でも収入が得られるように頑張ってみて、アフィリエイトだけでも生活ができそうなら脱サラを考えてみるのがよいかと思います。

3：自宅開業（店舗・オフィスが不要な業種）

事業を行う上で大きな負担となるのが店舗やオフィスの賃借料と人件費です。どちらの経費も抑えようと思ったら、店舗・オフィスが不要な業種を選ぶのがよいでしょう。

自宅開業なら事業用の賃借料がかかりませんし、自宅家賃の一部を経費にできるので節税にもなります。一人でできる事業なら人件費もかからないので負担が少ないです。

たとえばフランチャイズには、ハウスクリーニングや結婚相談所、高齢者向け配食サービス、襖・障子張り替え、人材紹介業といった自宅開業が可能なビジネスがあります。最初は自宅開業から始めて、後々店舗やオフィスを持つというのもひとつの開業の仕方です。

自宅開業な可能なフランチャイズはこちらのページでお探しいただけます。

無店舗系のフランチャイズ一覧

4：在庫を抱えないビジネス

店舗やオフィスの賃借料も大きな負担になりますが、小売店の場合は在庫もかなりの負担になります。在庫を抱えるほどリスクが高まるので、在庫過剰で倒産することもあるので気をつけなければなりません。

在庫リスクを避けるなら、在庫を抱えないビジネスを選ぶとよいでしょう。先ほど紹介したハウスクリーニングや結婚相談所もそうですし、カーリペアや探偵業も在庫なしでできるビジネスです。

在庫を抱えないビジネスでは、モノを売る代わりに労力や技術をお金に換えます。技術があれば尚良しですが、業種によっては特別な技術を持っていなくても起業は可能です。

たとえばハウスクリーニング事業を行うのに最も必要になるのは労力で、資格がなくても起業できます。フランチャイズなら研修で必要な技術や知識を教えてくれるので、業界未経験でも心配ありません。

5：低資金開業が可能なフランチャイズ

先ほど少しフランチャイズの話が出ましたが、低資金開業が可能なフランチャイズもリスクを抑えた起業方法のひとつです。

フランチャイズの開業資金はピンからキリまでありますが、100万円以下で開業できる事業もあります。それこそ先に紹介した自宅開業できる事業なら低資金で開業可能ですし、在庫を抱えない事業なら少ない資金でも開業できるでしょう。

低資金開業なら開業資金を回収しやすいですし、金融機関から借り入れを断られてもあるていど資金があれば起業できます。開業に預金のほとんどをつぎ込んでしまうと生活資金が残らなくなるので、生活が困難になるリスクを回避するためにも低資金開業が可能なフランチャイズを検討してみてください。

低資金開業なフランチャイズはこちらのページでお探しいただけます。

1円〜100万円で開業可能なフランチャイズ一覧

6：スモールビジネス

小さい規模から始めるビジネスのことをスモールビジネスと呼びます。小さく始めて徐々に規模を拡大していくやり方で、リスクを抑えて起業する方法のひとつです。

スモールビジネスはリスクを抑えられるだけでなく、柔軟にビジネスを変えられるというメリットがあります。ビジネスは規模が大きくなるほど方向性を修正するのが難しくなりますが、スモールビジネスは柔軟に方向性を変えられるので状況に対応しやすいです。

ビジネスは始めてみないと結果がどうなるかわからない部分があるので、成功するには状況に応じた柔軟な修正力が必要となります。スモールビジネスなら小規模から始めてみて、うまくいかなければ別の方法を試せばいいのです。

スモールビジネスのその他のメリットは以下の記事で詳しく解説しています。

スモールビジネスを起業する前に知っておきたいメリットと成功のポイント8つ

7：副業から始める

成功が100%保障されているならまだしも、うまくいくかわからない状況で脱サラするのは不安があることでしょう。副業から始めることで、収入が大幅に減少するリスクを避けられます。

勤めている会社が副業OKであることが前提ですが、もし副業ができる会社ならまずは兼業でやってみるとよいいでしょう。副業がうまくいけばそちらにシフトすればいいのですし、うまくいかなくても本業があるので収入の心配はありません。

本業と副業の二足のわらじを履くのは体力的にも時間的にも大変ですが、リスクを避けて起業を目指すなら労力と時間を割く必要があります。副業スタート可能なフランチャイズもありますので、こちらも選択肢として考えてみてください。

副業スタート可能なフランチャイズは以下のページでお探しいただけます。

副業からスタート可能なフランチャイズ一覧

リスクの少ない起業方法を選ぶのもひとつの戦略

ビジネスにはリスクがつきものですが、初めて起業するなら可能な限りリスクを抑えたほうがよいでしょう。高リスクなビジネスは成功すれば高い収益が期待できますが、失敗すると大きな負債を抱えることになるかもしれません。

ビジネスのチャンスは一度きりではないですし、ビジネスが成功するかはやってみなければわからないので、低リスクで始めて成功するビジネスを模索するのも戦略のひとつです。

おわりに

低資金で起業すれば負担が少なくて済みますし、もしそのビジネスがうまくいかなくても次のビジネスを始める余力を残しておけることでしょう。初めて起業する際は無理はせず、可能ならば資金を抑えた起業方法を選ぶことをおすすめします。

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