フランチャイズでコンビニオーナーの年収アップ！ノウハウ利用のコツ

最終更新日：2025年12月4日

今では町のいたるところにコンビニがあります。24時間経営しているので、何か足りなくなったときなど買い足しに行くのに大助かりですよね。日々多くのお客が利用するので、「コンビニを経営したらもうかるんじゃないかな……？」と感じることもあるのではないでしょうか。

しかし、実際コンビニオーナーの年収がどれくらいあるのかわからないですよね。今回のコラムでは、コンビニオーナーがどれくらいの収入があるのか調べてみました。フランチャイズに加盟してコンビニを上手に経営して収入を増やすコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

• 1.コンビニオーナーは大変？年収はどれくらい？
• 2.コンビニは立地次第で収入が変わる！
• 3.売上が収入になるわけではない！コンビニオーナーの支出を知ろう
• 4.オーナーの年収をあげるために必要なこととは
• 5.まとめ

1.コンビニオーナーは大変？年収はどれくらい？

コンビニを経営するとなると、心配になるのはコンビニを経営する上でどれくらい収入があるのかだと思います。現在コンビニがなくてはならない手軽なお店になっているからこそ、経営にチャレンジする意義がありますが、収入が少なければ生活することができなくなってしまいます。だからこそ、まずはコンビニを経営するとどれくらい稼げるのかしっかりと確認しておきましょう。

大手コンビニチェーンであるセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの平均年収は以下のようになっています。

・セブンイレブン……約700万円
・ローソン……約630万円
・ファミリーマート……約660万円

どのコンビニも、600万円以上の年収があるように感じますよね。しかし、コンビニ業界は今とても競争が激しくなっています。数百ｍ歩いただけでまたコンビニを見かけることもあるように、コンビニ飽和状態になっているのです。それでもコンビニオーナーとして年収を多く稼ぐ方法はあります。

2.コンビニは立地次第で収入が変わる！

コンビニだけではなく、お店を経営するときにはお店を建てる場所がとても大切になってきます。せっかくお店を建てたとしても、人通りがほとんどなければ売り上げは見込めません。少しでも多くの売り上げを出したいのであれば、人が集まる場所にお店を建てるようにしましょう。

コンビニの場合、いつでもふらりと立ち寄れるように駅の周辺や大きな道路のそばに建てると集客が見込めます。学生を顧客にしたいのであれば、学校のそばに建てみたり、夜遅くまでやっている会社やお店の近くに建ててみるのもおすすめです。

お店を経てる場所選びは、コンビニオーナーが年収を挙げるためにかかせない最初の仕事かもしれません。確実にお繁盛するコンビニにするためにも、お店を建てる場所は慎重に選ぶようにしましょう。

3.売上が収入になるわけではない！コンビニオーナーの支出を知ろう

コンビニを建てる場所も決まって、いざ営業を始めればもちろん売り上げが発生します。しかし、コンビニで売り上げた金額すべてが、そのままコンビニオーナーの年収になるわけではありません。

コンビニオーナーの収入は、実際に売り上げた金額からお店の経営にかかる諸経費を引いた金額になります。
具体的な差し引かれる諸経費の項目は以下の通りです。

・商品の仕入れ代金
・人件費
・商品廃棄にかかる代金
・商品の紛失や万引きなどの被害分
・水道光熱費などの諸経費

1年で1,5000蔓延売り上げたとしても、もろもろの諸経費を引くとコンビニオーナーの手元には30万円ほどしかのこらないともいわれています。コンビニオーナー自身の収入を少しでも増やすには、出ていく諸経費を少しでも減らすことが大切になるのです。

4.オーナーの年収をあげるために必要なこととは

コンビニの利益を少しでも上げるためには、少しでも差し引かれる経費を抑えていくことが大切になります。必要経費のなかでも、減らしていきやすいのが商品を廃棄するときにかかる費用です。

コンビニには、廃棄率の高い商品があります。廃棄率高い商品の仕入れをコントロールし、しっかりと売り切ることで廃棄費用を減らすことができるのです。

・惣菜やサラダなどの日配商品
・生もの
・豆腐やこんにゃくなどの水物
・乳製品

以上の商品は、消費期限が短く廃棄率が高いといわれています。しかし、生活のなかで必要とされて売り上げもいい商品でもあるので、日々の売り上げ実績などを確認しながら仕入れの数を決めると廃棄量を減らすことができますよ。「よく売れるから……」といって多めに仕入れてしまうと、売れ残りの原因になるので注意してくださいね。

しかし、それでもなかなか仕入れの数をコントロールするのは難しいと思います。そんなときに活用したいのが、大手コンビニチェーンの持つ仕入れのノウハウです。

コンビニを開業するときにフランチャイズオーナー契約を大手コンビニチェーンと結ぶことで、全国展開しているチェーン店の経営ノウハウを活用することができるのです。廃棄率を下げるため、発注の仕方なども相談に乗ってもらえるのでありがたいですよね。

また、コンビニチェーンの持つ仕入れルートを使って安く商品を仕入れることもできます。仕入金額と廃棄率の両方を減らして、コンビニオーナーの年収をアップさせることができるかもしれません。

5.まとめ

日々の生活のなかで見ない日はないコンビニだからこそ、開業してもたくさんの収入を得るチャンスがあります。しかしコンビニはすでにたくさんあるので、上手く経営をしていかなければすぐにほかのコンビニとの競争に負けてしまいます。

だからこそ、大手コンビニチェーンとフランチャイズ契約をしてコンビニの経営を始めてみてはいかがでしょうか。チェーン店がこれまで培ってきたノウハウを大いに活用して、賢くコンビニ経営をしていってくださいね。仕入れ代や廃棄率を減らして、コンビニオーナーの年収をどんどんアップしていきましょう！

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【記事監修者：川口 貴生（かわぐち たかお）】
「フランチャイズの窓口」を運営する「シェアリングテクノロジー株式会社」の事業責任者。
求人広告営業や大型イベントの企画営業、デジタルマーケティング職の経験を経て、2021年から「フランチャイズの窓口」事業責任者を務める。
フランチャイズ本部の情報掲載数を4年間で約5倍の450件超まで伸ばした実績を持つ。
現在「FC版令和の虎」・「フランチャイズチャンネル」・「フランチャイズど真ん中」などの各種YouTubeチャンネルにも取り上げられ、FC専門誌「ビジネスチャンス」へのコラムの寄稿や、FC展示会でのフランチャイズ加盟検討者向けにセミナー講師をするなど、幅広く活動中。
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参考URL
・シェアリングテクノロジー株式会社
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・ビジネスチャンス
https://www.bc01.net/

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