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飲食店の事業計画書を作ろう!よりよい事業計画書の書き方のコツとは

最終更新日:2023年11月10日

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飲食店の事業計画書を作ろう!よりよい事業計画書の書き方のコツとは

飲食店を開業する際には、事業計画書を作成することをおすすめします。ほとんどの人が、初めて開業しますよね。資金はいくら用意すればいいのか、運転資金はいくら必要なのか、どのような販売戦略を打ち出せばいいのか、戸惑うことばかりだと思います。

そんなときには、事業計画書が役に立ちます。事業計画書を作成することで、開業する上で何をしていけばいいか、何を考えなければならないかを明確にして、整理することができるのです。このコラムは、飲食店の事業計画書にどんな意味があるのか、どうやって書けばいいのかをまとめました。これから飲食店を開業しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.融資の可否を左右する!?事業計画書の重要性

事業計画書は、開業にあたって、開業資金の融資を受けるために金融機関に申請する書類です。日本政策金融公庫など、開業しようとする人を支援するために融資をしてくれる金融機関があります。そこへ融資の申請をするときに、これからどんな事業を始めるのかを詳細に説明する書類が、事業計画書なのです。

事業計画書を提出することで、この事業が本当にやっていけそうか、しっかり貸し付けを返済できそうか、金融機関に判断してもらうのです。

また、事業計画書を書くことで開業しようとする人自身が、これから始める事業の経営方針や、資金の運用、販売戦略といった計画を綿密に立てることができるという側面もあります。開業や経営の経験がないからこそ、飲食店では事業計画書がとても重要な役割を果たします。開業する前には事業計画書をしっかりとつくっておくようにしましょう。

.融資の可否を左右する!?事業計画書の重要性

2.経営理念、必要資金、今後の計画…事業計画書に書く内容

事業計画書には具体的に、どんなことを書けばいいのでしょうか。事業計画書は、各金融機関に行けば受け取ることができますので、そのフォーマットに沿って書いていけば大丈夫です。金融機関によってこのフォーマットや書類の名称は若干異なりますので、確認しながら書いていきましょう。では、事業計画書の内容をひとつずつ見ていきましょう。

・創業の動機

なぜその事業を始めるのか、目的を書きます。事業に対する熱意や、期待が持てる事業であるということをアピールできる箇所です。

・経営者の経歴

経営者のこれまでの職歴などを記入して、これから始める事業に関する経験値があるか、経営者として信頼できるかを判断してもらう箇所になります。まったく異業種である場合でも、そのときの仕事内容を細かく書くことで、事業に役立つ経験を得たとアピールすることができるでしょう。

・商品、サービス

どんな商品やサービスを提供するのかを記入します。商品の特徴、価格や利益率のほか、狙う客層、その商品のセールスポイントを明確にしておくことも大切です。

・販売戦略

事前に市場調査をおこない、お店の周りにはどんな年齢層や職業の人が多いか、どんなものが好まれているかといったことを把握しておきましょう。それに基づいて、狙うべきターゲットを定め、どのように広告を打ちだして集客を図っていくか、といった計画を記入します。事業の見通しを考えるうえで、最も重要な箇所といっていいでしょう。

・借り入れ状況

今回融資を受けようとする機関以外に、すでに借り入れがある場合は記入します。創業者個人のローンやクレジットもすべて正直に書きましょう。借り入れはないにこしたことはありませんが、ごまかして書いてもすぐにバレてしまいます。

・必要資金と調達方法

融資を受ける目的としては、ここが一番重要です。開業に必要な資金とその内訳を詳細に書きます。

物件取得費、内外装工事費、設備費、什器備品費、運転資金など必要な費用をすべてあげ、必要な資金の総額を算出します。自己資金、家族や友人からの借り入れ、他の金融機関からの借り入れも明確に提示し、それを総額から差し引いた金額が、今回の融資希望額です。数字に誤りがないよう、しっかり確認して計算しましょう。

・開業後の見通し

実際に開業して、月にどれくらいのお客さんが入り、どれくらいの売上があり、経費がどれだけかかるか、という予想を立てます。客数や売上は決して過大評価せず、現実的でなければいけません。借り入れの返済額も、無理のない金額に設定するのが大切です。

おおよそこれらの項目で、事業計画書は完成します。

これを見ておわかりいただけたと思いますが、事業計画書には、それ以前に店舗物件を決めておいたり、必要な設備などの費用をある程度調べておかなければ書くことができない項目がたくさんあります。飲食店の事業計画書を作成することは、決めなければいけないことや、考えなければいけないことを明確に洗い出すことでもあるのです。

3.綿密かつ分かりやすく!飲食店の事業計画書をよいものにするコツ

飲食店の事業計画書を作成するにあたって、その内容を充実させ、より実現可能なものにすることが、融資を受けやすくすることにもつながります。この章では、さらによりよい事業計画書を作るためのポイントをいくつか紹介していきます。

・簡潔に明確に
事業計画書は自分の計画を整理するものでもあります。人が見てわかりやすいような計画書にすることで、自分自身が見ても、経営者としてのブレを修正する効果があります。簡潔に書くためにはいわゆる「5W2H」が役に立ちます。

who「誰に」
what「なにを」
where「どこで」
why「なんのために」
when「いつ」
how「どのように」
how much「いくらで」

これをはっきりさせることで、事業の全体的なイメージを整理することができます。また、経費や売り上げ、貸し付けの返済年数、資金の回収年数などを明確にすることで、資金計画の信頼性も増します。

綿密かつ分かりやすく!飲食店の事業計画書をよいものにするコツ

・実行性のある計画

将来の利益に頼ったばかりの計画では、予想通りに収益が上がらなかったとき、すぐに経営が立ち行かなくなるのではと判断されかねません。焦点を今現在に定め、今すぐに実行できることを軸にして計画を立てていきましょう。

・客観的事実をもとにした計画

どんなに優れた計画でも、客観性を欠いていては実現はむずかしくなってしまいます。世の中には自分の意志では動かせない要素がたくさんあるのです。そのような客観的事実に対してどのように対処するか、思うように計画が進まなかったときにどうするかを先回りして考えておくことが経営者として求められる素養のひとつでもあります。

事業計画書を作るのはとても骨の折れる仕事ですよね。しかしこれから実際の経営をしていくことを考えれば、これも通らなければならない道なのです。開業してしまってから音を上げることにならないように、事前に取り組みましょう。

4.フランチャイズの場合でも事業計画書は作成しよう!

飲食店を開業するための手段として、フランチャイズの加盟を考えている人も多いともいます。フランチャイズは開業したい人をさまざまな面でサポートしてくれます。

サポートのひとつとして、飲食店の事業計画書の作成も手伝ってくれるのです。なかには完全に本部で作って、オーナーに提示してくれる場合もあるようです。

しかし、本部に作ってもらった事業計画書をそのまま金融機関に持っていくと、内容について突っ込まれたときに十分な説明ができず、本部に頼りっきりだったことがバレて経営者としての資質を疑われる可能性があります。

大事なのは、本部が作ってくれた事業計画書をそのまま使うのではなく、しっかりと自分でも確認して、検証してみることです。本部に任せっきりになるのではなく、本部はあくまでサポート役だと考えましょう。協力してもらって、一緒に中身のある事業計画書を作っていくという姿勢が必要です。

フランチャイズは開業のプロですから、事業計画書はしっかりしたものを作ってくれますし、本部の経営が安定さえしていればむしろフランチャイズは融資を受けやすいことが多いようです。フランチャイズのサポートを上手に活用すれば、開業への第一歩をスムーズに踏み出せるでしょう。

5.まとめ

飲食店の事業計画書は、開業資金を調達するうえで非常に大事な書類です。これから始める事業への意気込み、可能性を十分にアピールしましょう。

それだけでなく、実際の経営を現実的に進めていくうえでも、事業計画書はなくてはならないものです。ターゲットや販売戦略を明確にして、自分自身の考えや経営者としての方針を整理することができます。事業計画書は現実的に、数字を明確に、そして簡潔にわかりやすく書くようにしましょう。

フランチャイズに加盟するときにも事業計画書は大切です。本部と自分の考えを照らし合わせながら、充実した事業計画書を作ってください。

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