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2024/4/18更新

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フィットネス開業はフランチャイズでできる!成功させるためには

最終更新日:2023年11月10日

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フィットネス開業はフランチャイズでできる!成功させるためには

近年、フィットネスジムは健康志向の高まりによって老若男女問わず、ダイエット目的以外のサービスも多様化してきています。フィットネスジムを開業するには、利用者のニーズにあった施設設備をそろえなくてはならず、充実させるためには高額な初期投資が必要になってきます。

そこでこちらのコラムでは、フィットネスジムの開業に必要な費用や手続き、初期投資を安く抑えるコツなどをご紹介していきます。経営に失敗しないために、開業計画の立て方を身につけておきましょう。

1.フィットネスを開業するときには何に費用がかかるのか

フィットネスジムの開業には器具や物件をはじめ、さまざまな初期費用がかかります。資金不足や申請書類漏れで開業に支障をきたさないようにするためにも、かかる費用や必要になる届け出などを把握しておくことは非常に重要です。

・開業において必要な設備

ジムを開業するには、まずどれぐらいの設備をそろえるかを決めなくてはいけません。そろえる器具も、フィットネスジムの種類やスペースの広さによっても大きく変わってきます。

○パーソナルジム
ヨガ教室やストレッチを中心とした少人数制ジムやマンツーマンのパーソナルジムなどでは、広いスペースでなくても開業ができます。高額なトレーニング器具を使用することも少なく、ミラーのほかマットやバランスボールなどが利用者数分あれば100万円前後で関連器具の一式そろえることもできるかもしれません。

○フィットネスクラブ
筋肉増強などを目的としたフィットネスクラブであれば、1台で100~200万円前後する大型の複合トレーニング器具が必要になります。また器具の台数を増やすだけでなく、種類も充実させなければなりません。トレーニング器具の費用だけでも、500万円以上かかってしまうこともあるのです。

利用者を多く取り込むような大型の施設になるほど広いスペースを必要とし、更衣室やシャワー室などの施設設備も必要となってくるでしょう。また器具をそろえれば開業できるわけではなく、費用はほかにもかかってきます。

・ランニングコスト

毎月のランニングコストとしてあげられるのが、家賃です。フィットネスは、ビルの一室を借りて開業していることも数多くあります。立地にもよりますが、テナント料は20万円前後かかり、敷金などを含めると初期投資は100万円前後と思っておいたほうがよいでしょう。

シャワー室などを設ければ物件によっては大掛かりな内装工事しなければならない場合もあり、施設の充実度を図ろうと思えばきりがないのです。利用者の多いジムでは自分以外のインストラクターも必要となり、人を雇えば人件費が毎月1人あたり20万円前後かかります。ほかに、光熱費や集客をするための広告費などにも費用をかけなくてはいけません。

開業してからも、運営が軌道に乗るまでの運転資金が3か月分ほどあるとよいでしょう。これらをあわせただけでも、フィットネスの開業には器具の設備を抑えても300~500万円前後がかかると思っておいたほうがよいかもしれません。

・申請書類や運営資格

近年、フィットネスジムは増加傾向にあり、行政では施設の指導員にあたるインストラクターの資格認定制度がすすめられています。今のところ開業するときに必要なインストラクターの資格などはありませんがトレーナーの民間資格はたくさんあります。資格を保有することは集客にもつながることも期待されるため、取得しておいてもよいかもしれません。

開業時には施設設備によってさまざまな法規があり、各申請が必要になります。申請がおこなえていない場合には開業の許可が出ず、遅延することも十分にありえます。開業予定場所や建物の構造などで、どんな申請が必要なのかを事前に把握しておくことが大切です。

都市計画法……地域によって、開業できる業種に制限がある場合があります。市区町村などの各自治体へ申請が必要になります。

建築基準法……建築物の用途などにルールが決められていることもあるので、市区町村など各自治体への申請が必要です。

消防法……施設の構造や収容人数によっては、所轄の消防署への申請をしなくてはいけません。

公衆浴場法……フィットネスジムでシャワーやサウナなどを設置する場合には確認が必要です。環境によっては、保健所への申請が必要となります。

食品衛生法……食品を扱う場合に適用されることがあり、保健所へ申請が必要で食品衛生責任者の講習を受講しなくてはいけません。

2.フィットネスの開業は莫大な費用がかかる!抑えるコツとは

高額な器具をそろえたフィットネスジムの開業には、莫大な初期費用がかかります。開業してからのランニングコストを考えると、初期投資は少しでも抑えておきたいものです。

・器具を選ぶときに長期でみる

トレーニング器具は、フィットネスジムにとって大切な商売道具になります。そのため、予算がないからといって、安い器具ばかりそろえしまうのもよくありません。

トレーニング器具は1台10万円しないものから、100万円を超えるものまでさまざまあります。安い器具では故障しやすく、修理を繰り返したり買い替えたりしていれば、大型のトレーニングマシンが買えてしまうほどの費用をかけてしまうこともあるのです。

・融資をうけるのも方法のひとつ

フィットネスジムの開業時にかかる費用は、決して安いものではありません。初期費用が、貯めた資金を上回ってしまうこともあるかもしれません。解決するには、購入する器具を減らして費用おさえることや身内に借金する方法もあります。

そのなかでも、日本政策金融公庫の融資制度を活用して、資金調達するのも方法のひとつです。融資を受けるには審査があり、ある程度自己資金を持っていることのほか、事業計画や資金用途が明確にしておく必要があります。

また、新規開業には各自治体からもらえる補助金や助成金を活用することもできます。ただ応募期間が決まっているため、中小企業庁の公式サイトをこまめに確認しておかなくてはなりません。

小規模事業者持続型補助金であれば、個人事業主に対して商工会議所などから最大50万円の補助がされます。さらに共同事業では、最大500万円の補助がされるので開業時には大きな強みになるでしょう。

・スモールスタートをする

開業時に必要な予算のハードルが高すぎると感じたときには、自宅などの小さいスペースから開業をスタートしてみるのもよいでしょう。近年、マンションの一室で開業が可能な完全予約制の個室ジムなども増加傾向にあります。

自宅開業なら新たに家賃が発生することもなく、機材をそろえる初期費用をおさえて、投資後のリスクも低くすることができます。まずは小さなジムとして開業し、器具購入のための資金や運転資金をたくわえて、顧客を獲得しつつ規模を拡大していくのもよいかもしれません。

2.フィットネスの開業は莫大な費用がかかる!抑えるコツとは

3.フィットネスを開業するときには注意点を知っておくことも重要

フィットネスジムの開業は、器具をそろえるだけでなく注意点もいくつかあります。注意を怠ってしまうと事故が発生するおそれもあり、経営に影響してくることもあるので覚えておきましょう。

・耐荷重や防音設計
開業するジムの床には振動や防音対策のため、ゴムを敷くなど近隣への配慮をしておきましょう。トレーニング器具はかなり重量があるため防音対策をしていなければ、とくにジムの下の階には騒音として伝わってしまうのです。近隣からの苦情などにより訴えられてしまえば、経営自体に影響を及ぼすおそれがあります。

また、それぞれの器具の耐荷重も管理しておかなくてはいけません。一般的に床の耐荷重量は1㎡で180㎏とされていますが、物件によっては床が傾いてしまうことや最悪の場合には穴があいてしまうことがあります。器具の下にはプレートを敷くなどして、床にかかる荷重を分散させる工夫なども必要です。

器具自体の耐荷重がオーバーしていれば、トレーニング中に利用者がケガを負うなどの事故が起きてしまうおそれがあるので安全管理の徹底が必要です。開業する前には、建築物の構造や床の耐荷重などをしっかり把握したうえで、導入するトレーニング器具を見極めるようにしましょう。

・集客のための顧客設定やコンセプト
開業するフィットネスジムのタイプによっても、顧客設定が大きく変わってきます。年齢層や目的によっても使う器具は異なるため、集客したいターゲットにあわせて施設設備を整えなくてはなりません。

また開業時には、建物を含め立地選びも大切になります。とくに、開業場所周辺の交通アクセスや住んでいる層などの事前調査を綿密におこないましょう。何度も通ってもらう必要があるため、商業施設内や駅に直結しているなど、天候に左右されにくい立地環境もおすすめのひとつです。

どれだけ充実したトレーニング器具をそろえていても、ニーズがなければ開業しても集客はむずかしいといえるでしょう。開業するジムのタイプによっても、利用客の層は大きく変わってきます。また地域にあわせて営業時間などにも工夫をし、開業する事業のコンセプトはしっかりと立てておくことが大切です。

フィットネスを開業するときには注意点を知っておくことも重要

4.フィットネスはフランチャイズで開業することもできる

独立開業する方法は個人事業としてだけでなく、フランチャイズとして開業することもできるのです。フィットネスでも、フランチャイズ化されている企業本部もあるのです。

フランチャイズとは

フランチャイズとは、加盟することで本部の経営戦略などが共有でき、アドバイスなどによって成功するための手法がすぐに手に入れられる仕組みを指します。対価としてロイヤリティを支払うことがほとんどですが、事業によって費用はさまざまです。

ブランド力の高い本部に加盟すれば、名前を借りることで安定した収益を得やすく大きなメリットになります。開業前後も本部のサポートをおこなってくれることもあり、スムーズに運営ができることも強みです。

実績のあるフィットネスジムの本部であれば、成功につながるアドバイスがもらえるだけでなく、床の耐荷重や器具の重量などもひとつひとつ調べる手間も省くことができるでしょう。フランチャイズ本部によっては、初期投資を低く抑えて開業できることもあるため魅力的な経営方法といえるでしょう。

さらに詳しいフランチャイズの情報に関しては、「フランチャイズでの開業に向けて……フランチャイズの基礎の基礎!」記事もあわせてご覧ください。開業にむけての基礎知識やフランチャイズの仕組みを、かんたんに身につけることができます。

5.まとめ

フィットネスジムの開業にはトレーニング器具自体が高額ということもあり、莫大な費用がかかってしまいます。運転資金など諸費用もあわせると初期投資には300~500万円前後が必要となるでしょう。初期投資を抑えるには、スモールスタートすることや助成金や補助金など融資を活用することもおすすめです。

開業後の集客にはターゲットとなる層などコンセプトを明確にし、物件の立地にも注意しましょう。物件においては耐荷重量をはじめ、防音や振動にも対策が必要です。

フィットネスは、フランチャイズでも開業することが可能です。フランチャイズなら本部からの経営サポートもあり、ブランド力のある本部であれば開業時から安定した運営がしやすくなるでしょう。自分にあった開業方法を見つけて、夢にもう一歩近づけてみてはいかがでしょうか。

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