名言から考える、フランチャイズビジネスで大切なこと。

最終更新日：2025年12月9日

フランチャイズビジネス成功のポイントは

フランチャイズビジネスを成功させるために、特にこれだけは大切だといえるポイント、といえば？

■FC本部でビジネスのノウハウがどれくらい蓄積しているか

■加盟するオーナーがどれだけ熱心に商売を維持できるか

■本部とチェーン店とがどれだけ強いサポート関係を結んでいるか

、、あまり難しく考えない、ストレートな答えと言えるでしょう。ブランドや集客力、過去の実績にだけ拘っているとついつい一過性のビジネスだった、などという結果を招いてしまいがちです。ここでフランチャイズという特殊な業界における名言をチェックしてみたいと思います。

FCとは、時間を買うことと同時に、役割分担でもある。

FCは時間を買うこと、つまり個人で起業する場合は前持って長い修行が大切ですが、FCの場合はかなり時間を早めて店を出すことが可能です。また逆に考えればより細かくなる役割分担に重点を置くべき、と言えるでしょう。

FCといえば生まれ故郷はアメリカ、そして世界初のフランチャイズと言われるのがケンタッキーフライドチキンです。カーネルサンダースさんはキャラクターとして、また実在の人物としても有名ですが、この方の有名な名言もたくさん知られています。

■人生は自分でつくるもの、遅いということはない。

■人間は働きすぎてだめになるより、休みすぎてサビつき、だめになる方がずっと多い。

■他の人に一生懸命サービスする人が、最も利益を得る人間である。

■何歳になっても、自分の人生をより価値あるものにするための努力をするべき。何の問題も起こらない人生が、素晴らしい人生なわけがないのだから。

カーネルサンダースの足跡

カーネルサンダースさんは、「フライドチキンの調理法を教えます、かわりに売り上げの一部をください。」といって1009社もの会社に断られ続け、1010社目でとうとう契約をとることに成功したそうです。

■今後の半世紀で日本の産業はサービス業８割、そして製造業は1割を切るとみています。またその８割のビジネスモデルがFCである。

これはかなり現代的な名言ではないでしょうか。日常的に買い物に利用するのはコンビニエンスチェーンばかりだ、という方にも通じるシンプルな名言のようですが、起業を考えている方にとってはたくさんのヒントが生まれてくるのではないかと思います。

何をしたら人に喜んでもらえるのか、また自分はどういう存在でありたいのか。顧客と共に育っていく考え方こそが事業を成功に導く、そんなスタンスも十分に感じられます。

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【記事監修者：川口貴生】
「フランチャイズの窓口」を運営する「シェアリングテクノロジー株式会社」の事業責任者。
求人広告営業や大型イベントの企画営業、デジタルマーケティング職の経験を経て、2021年から「フランチャイズの窓口」事業責任者を務める。
フランチャイズ本部の情報掲載数を4年間で約5倍の450件超まで伸ばした実績を持つ。
現在「FC版令和の虎」・「フランチャイズチャンネル」・「フランチャイズど真ん中」などの各種YouTubeチャンネルにも取り上げられ、FC専門誌「ビジネスチャンス」へのコラムの寄稿や、FC展示会でのフランチャイズ加盟検討者向けにセミナー講師をするなど、幅広く活動中。
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