最終更新日:2023年11月10日
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誰もが独立開業で失敗したくないと考えていることでしょう。でも、失敗を回避するにはどうすればよいのか?その答えのひとつは、失敗する原因を理解しておくことにあります。
そこで本記事では、独立開業で失敗に至りやすい根本的な7個の問題をまとめました。失敗しやすい問題を知っておけば、しなくてもいい失敗を避けられることでしょう。独立開業を予定されている方は、これから解説する7個の項目を元に客観的に自己分析をしてみてください。
独立開業を難しく考えて気構えすぎるのはよくありませんが、甘い考えで始めるのもよくないことです。厳しい言い方をすれば、甘い考えで独立開業すると高い確率で失敗するでしょう。
運が良ければたいして準備もせずに成功できるかもしれませんが、根本的にビジネスに対する考えが甘いと継続して利益を得続けるのは難しいです。ビジネスの成功には運の要素もありますが、運だけでは成功できません。
起業する前に今の自分を俯瞰し、甘く考えていないか自問自答してみてください。甘さが目立つようなら、まだ起業する段階には達していないということです。
起業するというのは大きな決断です。安定してお給料をもらえる会社員を辞め、起業して独力で稼ぐというのは簡単なことではありません。
やはり起業するにはそれなりの覚悟が必要です。この起業が失敗すれば人生が終わるというほどの極端な考え方はおすすめしませんが、起業で成功されている方は覚悟を持ってそのビジネスをやっています。
起業願望があってもダラダラと先延ばししているのは、覚悟が決まっていないからでしょう。もちろんビジネスが100%うまくいくという保障は誰にもできませんが、それでも起業したいという覚悟があるからこそ一歩踏み出せるのです。
起業をする前に、覚悟が決まっているか自分に問いただしてみてください。
起業すれば自分が事業主となってビジネスをやっていかなければなりません。誰かがなんとかしてくれるという他人任せの考えでは起業はうまくいかないでしょう。
事業主となれば重要なことを全て自分で判断しなければならないので、他人任せの考えが抜けないまま起業するのは危険です。もちろん周りに助けてもらうこともあるでしょうけれど、他人任せの経営者には人はついてこないでしょう。
月に何千万も稼ぐほどの収益とまではいかなくとも、ビジネスを持続できるだけの収益性が必要となります。収益性を考えずに起業するのは非常にリスクが高く、それはある種の賭けといっていいでしょう。
たとえば飲食店を開業するなら、立地、客単価、回転率などから収益性を予測しておく必要があります。収益から地代家賃や人件費、光熱費などの経費を差し引き、純利益を予測しておかないといけません。
そもそもの収益性が低いビジネスであれば、持続するの難しいでしょう。収益性が期待できるビジネスであるかどうかは非常に重要な要素です。
起業してすぐにうまくいくとは限りません。それどころか多くの事業主は失敗を経て成功を掴んでいます。起業で成功するには一度失敗したくらいでへこたれず、這い上がる力が必要です。
厳しい言い方になりますが、少しの失敗で挫折するようなメンタルなら起業には向いていないと言えるでしょう。起業には失敗がつきものですので、少々の失敗は想定内と考えておいた方が気が楽になると思います。
大事なのは失敗から学ぶ姿勢を持つことです。失敗した理由を分析し、次は失敗しないようにどうすればいいかを考えられる人は起業に向いています。
人には得意不得意、向き不向きがあります。自分に向いていないビジネスは続けるのが難しいですし、苦手な分野だとそれを得意としている人に勝つのは難しいでしょう。
自分の強みと弱みを分からずに起業するのは賭けのようなものです。やってみなければわからないという面もありますが、自分の強みと弱みを分かっていればあるていどの予測は立てられます。
たとえば、営業が苦手ならわざわざその仕事を選ぶ必要はないですし、他に得意なことがあるならそれを活かさないのはもったいないですよね。せっかく起業するなら自分の得意なこと、向いていることで成功した方が楽しいので、自分の強みと弱み、得意不得意を自己分析した上でどんなビジネスをするのか考えてみてください。
手続きに関していえば、起業すること自体はそれほど難しいことではありません。しかし、起業して稼ぐとなると話は別になります。
運が味方して結果的に簡単に稼げたということはありますが、最初から簡単に稼げると思うのはよくないです。起業して独力で稼ぐというのは大変なことですし、思うような収益が得られずに廃業を余儀なくされることもあります。
でも、簡単じゃないからこそこそやりがいがありますし、苦労して稼げるようになったときの喜びはひとしおのことでしょう。起業するというのは自分の力で稼ぐということですので、そこはシビアに考えておいたほうがよいと思います。
法人化して会社を立ち上げるなら、経営の知識が必要となります。経営を学ばずに起業するのはリスクが高く、場合によっては起業して早々に廃業せざるを得なくなるかもしれません。
経営は起業してから学ぶことの方が多いですが、最低でも基本的な経営の知識くらいは抑えておきましょう。失敗を回避するためにも知識は必要ですし、先人たちの体験から学ぶことはとても大切です。
起業して経営者になるのに経営を学ばないというのは怠慢で、従業員を雇用するならなおさら経営を学んでおかなければなりません。経営にもいろいろな考え方がありますので、自分がどういう経営者になりたいのかを判断するためにも経営を学んでおきましょう。
脱サラして独立開業するということは、それなりのリスクが伴います。独立開業で失敗する主な原因は準備不足ですが、甘い考えも一因といえるでしょう。
独立開業で失敗しないためには何をすべきかをよく考えることが大事です。開業前の自己分析が成否を分けると言っても過言ではありません。
経営を学ぶこともそうですし、安定した収益を得られるかをリサーチしておくこともそうです。起業前にしておくことはたくさんあります。起業して後悔しないために、自分の独立開業に対する考えを客観的に分析してみてください。
独立開業で失敗に至りやすい根本的な7個の問題を解説しましたが、当てはまっていなかったでしょうか?もし当てはまる項目が多かったという方は、一度原点に立ち返って独立開業に対する考え方を見直した方がよいかもしれません。
起業前ならいくらでも準備のやり直しはできるので、しなくてもいい失敗を回避するためにも自分を見つめ直してみてください。
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