コーヒーショップを開業したい！成功のポイントや必要なものは何？

最終更新日：2023年11月10日

おしゃれで優雅な雰囲気の店が多いコーヒーショップ。開業したい、と考えた場合、何が必要なのかご存知でしょうか。なんとなく「いい雰囲気の店を作りたい！」と思っているだけでは、うまく経営できるコーヒーショップを作ることはできません。

そこで本コラムでは、コーヒーショップを開業するにあたって大切なこと、必要なものをまとめてみました。コーヒーショップの開業を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

• コーヒーショップをたくさん回ろう！
• 成功させるためには宣伝も！
• 開業するには資格も大事！
• 資金や経営に不安があるなら
• まとめ

コーヒーショップをたくさん回ろう！

コーヒーショップを開業するためにまず行うべきなのが、明確なコンセプト作りです。「コンセプト」というのは、「テーマ」、「構想」、「概念」というような意味をもつ言葉で、店を開く際はこの「コンセプト」がとても重要な要素になってきます。

コンセプトを明確にしておかなければ、「いつ」「どんな人に」「どんな目的で」「どんな雰囲気で」店を楽しんでもらいたいかがわからず、個性のない中途半端な店になってしまいます。そうなると話題性もなく、お客はなかなか集まりません。ターゲットとする客層を定め、それに向かった店づくりをする、というのが重要なのです。

コンセプトといわれても簡単に決まらない……という方は、コーヒーショップをたくさん巡り、どんな店がどんなコンセプトをもっているかを観察してみるといいでしょう。枠組みや考え方の指標がわかってくるかもしれません。

成功させるためには宣伝も！

どんなにいいコーヒーショップを開業できたとしても、宣伝がなければ多くの人に存在を知ってもらうことができません。自分から進んで世間にアピールすることもとても大切です。そのためには、あらゆる方法を駆使して広告を出すことが必要になります。

例えば店のホームページを作る、ブログを開くという方法です。方法によってはほぼ費用はかかりませんし、しっかりと店の存在感をアピールすることができます。宣伝とするホームページやブログに「店を作ったきっかけ」「店のコンセプト」などを記すと、身近で近寄りやすい雰囲気が出ます。

また、誰かが見たときに「行ってみたい」という気持ちにさせることはもちろんですが、「行ってみたい」と思った人が実際に店に来る予定を立てやすいようにするのも大切です。メニューや代金、アクセス方法などを詳細に記載するといいでしょう。

SNSを使うのも効果的です。写真を載せて雰囲気を伝えたり、従業員の飾らない声を発信することで親近感がわきます。ネット上の不特定多数に存在を知ってもらうことができるのも、大きなポイントです。

しかし注意すべきなのが、コンセプトに外れすぎた場所で宣伝しないことです。若い人たちをターゲットにした店なのに新聞のチラシに載せる、サラリーマンに来てほしいのにSNSでしか情報を出していない……というようでは、狙った集客はできません。ターゲットがどんな生活をしているかを想像して宣伝をしましょう。

開業するには資格も大事！

コーヒーショップの開業には、特別な資格は必要ありません。しかし、飲食店の経営者として取得しておかなければならないものがあるので説明します。

・食品衛生責任者

飲食店ならば必ず必要な資格ですが、特別なものではありません。管轄の保健所や自治体で行われる講習会に参加し、半日ほど講習を受けることで取得できます。

・防火管理者

多くの人が出入りする建物で、火災を予防する措置をする責任がある人に必要な資格です。30人以上が入る店を作る場合は必ず取得しなければなりません。また、店の広さによって多少種類が変わるので注意しましょう。この資格は、日本防火・防災協会が実施する講習会を受講することで取得できます。

資金や経営に不安があるなら

もし経営するのに慣れていなかったり、経験が浅かったり、または資金に不安がある……という場合におすすめの経営方法があります。それは、フランチャイズに加盟することです。

「フランチャイズ」とは、どこか大きな企業を親企業として契約し、その企業の商品権利を使ってビジネスをするという制度です。親企業とのことを「フランチャイザー」、契約した加盟店のことを「フランチャイジー」といいます。

加盟店は、売り上げの一部を対価として親企業に支払う必要があります。しかし、加盟店のメリットは商品権利をもらうことだけではありません。

親企業が加盟店に対して行うことの例に、以下のものがあります。

・経営ノウハウの伝授
・従業員の研修・育成方法伝授
・店の内装についてのアドバイス
・資金のやりくりのアドバイス
・新商品の開発

このように充実したノウハウを受けることができるフランチャイズは、経営未経験者でも店舗運営がしやすく、多くの集客も見込めるというメリットがあるのです。

もしコーヒーショップを開業するにあたって不安が大きかったり、ゆくゆく自分だけの店をもつために経験を積みたいというのであれば、フランチャイズ制度を使って店を開いてみるのがおすすめです。

まとめ

コーヒーショップの開業には、特別な資格などは必要ありません。ただし、飲食店経営者として「食品衛生責任者」と「防火管理者」の資格だけは、講習を受けて取得しておきましょう。

店を開く前にもっとも大切なのがコンセプト作りです。明確なターゲット層、店の雰囲気などを考えたうえで店づくりをし、それに沿って内装づくりや宣伝をするのが効果的です。

また、フランチャイズの窓口では、独立開業をサポートするメールマガジンを無料で配信しています。いまなら登録された方全員に無料で「フランチャイズ虎の巻」をプレゼント中です。必ずお役に立つ内容になっていますので、フランチャイズでの開業を検討中の方はぜひご登録ください。

メルマガ登録フォームはこちら（無料）

• 
• Tweet