基本的にフランチャイズ企業は一本部に対して一チェーンとして展開していることが多いですが、新しい市場を求めて異業種で事業を展開し、コングロマリットフランチャイズとして複数の事業を手がけるフランチャイズ企業も増えてきています。
日本でも大企業がコングロマリットとして複数事業を展開していますが、フランチャイズ企業もまたコングロマリットに乗り出しています。

確かな目的と計画性があり、複数事業を展開するメリットが大きい場合はコングロマリットフランチャイズとして成功することも可能ですが、目的や計画性が薄く、ただ流行している業態への参入を繰り返す場合、流行の停滞とともに事業も衰退していきます。
最悪の場合はコングロマリットフランチャイズ展開することでメイン事業にマイナスの影響を与え、倒産に至ってしまう可能性があります。
フランチャイズ企業がコングロマリットフランチャイズとしてメイン事業とは異なる業種・業態に参入する際は、リスクが伴うことを充分に理解しておかなければなりません。
しかし、コングロマリットフランチャイズとして新しい業種・業態でも成功を収めることができれば、大きな利益を生み出すことでしょう。