フランチャイズ用語集
チェーンストア
国際チェーンストア協会では「単一資本による11店舗以上を運営する小売業や飲食店の経営」をチェーンストアの条件として定めています。
コンビニエンスストアやファーストフード店など、11店舗以上展開している小売業や飲食店の形態をチェーンストアを呼びます。
チェーンストアは本部が主に営業を担い、各店舗が販売を担うことで各店舗の運営が簡略化され、コスト削減へとつながっています。
チェーンストアにはレギュラーチェーン、ボランタリーチェーン、フランチャイズチェーンの3形態があり、それぞれ特色が異なっています。
本部の経営方針に従って販売に専念する形態をレギュラーチェーンと呼んでいます。
ボランタリーチェーンは任意連鎖店、自発的連鎖店とも呼ばれ、独立した小売店が多数集合し、それぞれ独立した個性を維持しながら商標、仕入れ、物流などを共同化することで仕入れ単価などを抑えるメリットがあります。
フランチャイズではないためロイヤリティなどは発生しない代わりに、ノウハウなどの提供もありません。
フランチャイズチェーンは加盟店方式のチェーンストアで、小規模の加盟店を多数募る形態を指します。
定義の上ではチェーンストアとフランチャイズは区別されていますが、形態としてはチェーンストアの経営形態を踏襲しています。
一般的にはチェーンストアはチェーン店やフランチャイズの意味も含めて使われいます。
本部との連携や縛りが強いかどうかでもチェーンストアそれぞれの形態は変わってきます。